20240718 チャランゴ自作IR(さらばEQ)
IR(Impulse Response インパルス レスポンス)を自作しました。
いわゆるキャビネットシミュレーターやリバーブのシミュレータではなく、
エレアコの音をマイクの音に近づけるためのものです。
まず、エレアコチャランゴのラインのそのままの音です。
いつものエレアコチャランゴの音の感じがしますね。
この音に、IRを適用します。
まずは、KM184をモデリングしたもの。
次に、U87AIをモデリングしたもの。
最後にOC818をモデリングしたものです。
「IR」などと検索すると、リバーブの話やキャビネットシミュレーターの話ばかりヒットしますが、
ここでやっているのはそれではありません。
「ピエゾピックアップの音とマイクで録音した音の差分」をIRファイルに落としています。
これを使うと、ピエゾの音の入力がマイクの音に近づけた形で出力されます。
これはIRローダーを使用してライブで演奏可能です。
これまで長い間、EQをいじって、エレアコの音をいかに良い音にできるかを試みてきましたが、
IRはEQでできるレベルを遥かに超えていると思います。
さらばEQ。