亡びの柿
Canon EOS Kiss X2 EF50mmF1.8II
ペリカン便のワゴンが家の庭に到着し、本を届けてくれる。
いつもは玄関まで配達員の人が来てくれるのだけど、
車の音に気づいた僕は窓からそれを確認し、ハンコを持って外に出た。
ワゴンの中を見るとAmazonやyodobashiの箱ばかりだった。
うちみたいな田舎でも、ネットでモノを購入している人が大勢いるのだとわかる。
いつものおじちゃんにハンコを押す場所を教えてもらい、ダンボールの箱を受け取る。
今回買ったのは、「日本語が亡びるとき」という本だ。
最近はネットで本を知って、そのままネットで購入というパターンが多い。
そしてそれが結構面白い本が多いのだ。
つい先ほど届いたばかりなので、この本が「当たり」かどうかはまだ不明である。
この本をネットで推していた人は少なくとも2人以上いて、その1人が
梅田望夫さんという方である。
梅田さんは「ウェブ進化論」という本を書き、良く売った人だ。
ウェブの明るい未来・可能性が書かれた本である。
ウェブを使えば、かなりの事が個人から始められるのではないか?
この本に触発されて、僕は好きな南米の楽器をWebで広めてみようと考え、
様々なネタや企画のようなものをブログに書いてきたのだ。
だが、最近、茂木健一郎さんのブログに梅田さんが出ていて、
「茂木さん、ぼくは英語圏で起きていることを
もとに、『ウェブ進化論』を書いたけれども、
同じことは結局日本語圏では起きなかったという
ことですね。」
と語ったとされていた。
<クリックで クオリア日記 ブンヤの魂 に飛びます>
これは少なからずショックだった。
「起きなかった」って、もう終わったことになってるんだなぁ。
僕は、これから起きるんじゃないかと何となく思いながら過ごして来たのだ。
でも、心のどこかで「起きていないな」と気づき始めてもいた。
何が原因か?誰が悪いのか?という話をするのは僕は避けようと思う。
そんな事よりも今後は、ネットの可能性を「個人的に」広げるには
どうすればいいのか考えたほうがよいだろう。
どうすれば広がるか。
英語を勉強すればよいのだ。
10月の資格試験がひと段落してから、僕は次に何を勉強するかを考えていた。
まず、英語だろう。
そう思っていたところに、「日本語が亡びるとき」が現れたのだった。ネット上に。
Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM
また、読んでから書きます。たぶん。
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