経済について最近思った事

景気の悪化が鮮明になってきた。
アメリカがもがいている。ドルが物凄い勢いで下降している。
今後の為替はどうなるだろうか?日経ビジネスの記事に予想があった。
「2009年の為替は膠着が支配的」だとのこと。つまり、下がらないということだ。
予想の理由は、
「なぜなら下のグラフに示した通り、過去の危機をきっかけとした極端な
相場変動は、いずれもそのような経緯をたどっているからだ。」
ということだ。
いや、それ、本気か?
過去のグラフを出して、過去こうだったから今回もそうなる、って
それでいいんだろうか?
違うだろう。
過去そういう経緯だったとしても、そんな経緯だった原因を考えないことには
今回の結果も予想できないでしょうに。
原因の結果が過去のグラフなのであって、結果だけ見ても背景は見えないでしょう。
と僕は思うんだけど、こんな経済の本に堂々と載っている。
チャートを見て予想を立てることに信憑性があるんだなーと、
何か感慨深くなってしまった。
こんなんでご飯が食べられるんだ。経済会ってすごいね。
・・・・
一方で、こんな本も読んだ。
船井幸雄 2009年 資本主義大崩壊!―いよいよ断末魔の最終章が始まった
こちらは、経済は大変なことになるだろう。という予想。
「円高が1ドル50円まで進むとともに、
日経平均は5000円を割り込む可能性もあるでしょう。」
とも書いてある。
最初の本に比べて、大幅な悪化を懸念している。
この本はAmazonの経済思想・経済学説カテゴリで現在1位である。
内容については読んでいただくとして、僕がここで参照したいのは、
その読者の反応である。
以下、Amazonのレビューより転載。
_______________(こっから)
・ネガティブな内容で人を不安にさせるスタイルは副島隆彦さんに似ていますが、
船井さんもこんな本を書くようでは名を落とすだけ、書かないほうがいいと思います。
・こんな人の不安を煽り、消費を低迷させるような本は不況を加速させる要因になるし、
読んではいけないと思う。
・船井さんと親しい金融・経済の超プロ達の人々の意見を船井さんなりにまとめており、
おそらく、ほとんど的中することでしょう。
_______________(ここまで)
色んな人が色んなことを言っている。
何を信じて、どう行動したらいいのだろう。
僕はポジティブ・ネガティブ論を超えた判断が出来るようになりたい。
最初に挙げた、「過去のチャートが理由」で膠着するっていうのは、論外。
他の見方もあるはずだし、チャートに現れていない未来のチャートは読めない。
しかし、「ドルは下がる」と何を以って言う事が出来るだろうか。
他の本でデータを出して説明してくれても、僕には分からなかった。
数字が大きすぎて、正直、捉えきれない。
この状況を理解し、未来を予想するためには何を学べばいいだろう。
必要なのは、経済学と英語だろうか。
経済学でミクロ・マクロの流れを知り、英語でネットから生の情報を得る。
いまではWSJ(ウォールストリートジャーナル)もネットで読むことが出来る。
そうすれば、本を書いた人たちに追いつけるんじゃないかって気がしてきた。
お。追いつけば本が書けるな。
つまり。
この状況で僕たちが出来る具体的な行動計画としては、
「勉強して経済の予想を書いた本を売る」
ってことかな。仕事首でも印税収入。やったね。
| 固定リンク

![徹底予測 2009 2008年 12/22号 [雑誌] 徹底予測 2009 2008年 12/22号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61TFNzaYgqL._SL160_.jpg)

コメント
天気予報も過去のデータがソースの
メインだから、このところ外れるのかなぁ。
天気の仕組みが複雑すぎてそれ以外に方法が
ないんだろうか。
それにしても印税って響きが良いよね。
印税なら認めてもらえるんじゃないの雇用主に。
投稿: ベックマン | 2008年12月21日 10時28分
>ベックマンさん
天気予報ね。あれも過去のデータによってるね。
これもだけど、パラメータの問題だと思う。
パラメータがいくつあるか分からないし、
それぞれの値が割り出せないことも問題だろう。
原因の要素がn個あったとしたら、それぞれに対して
重みを付けないとならないんだけど、
それが無理なんだろうと考えます。
んー。複雑系とかそういう話になりそうな気がしてきたな。
印税っていうのは冗談で、よくこれで本に出来るなー
っていう、皮肉のつもりです。
あんなのプロじゃないよ。誰でも出来る。と。
書こうと思うには壁が高いと感じさせる位のものを書いてほしい。
投稿: kawa | 2008年12月21日 12時44分