Ongaku
Practice on "Ongaku-Ryuichi Sakamoto"
こういうのいいなぁ。
僕にピアノが弾けたなら、こういう方向に行っていたかもしれない。
5歳の頃に母親の友達のピアノの先生のところに連れて行かれて、
少しだけレッスンを受けたことがあるのだけれど、
当時の僕は自分の音を出すこと自体が恥ずかしく感じられて
ピアノを弾き続けられなかった。
ちょっと弾いては手を止めて、「きょうね、保育園でね、」と
話し始めていた。いまだに記憶にあるが、照れ隠しだったんだ。
先生は、もうちょっと大きくなったら来ましょうね、と言ってくれたらしいけれど、
あれ以来一度もレッスンを受けたことがない。もったいなかったなあ。
今年の仕事初めの日の夜、eno blogで開かれたchatに運良く参加出来た。
飯野さんのブログを開いたら、画面に額縁みたいな枠が出現していた。
額縁の中に、文字が流れていく。チャットだ。
うお!と声を上げ、こんばんは!!などと、参加出来た喜びを書き込んだ。
最近のチャットはだいぶ機能が上がっていて、チャット参加者にその場で
アンケートを取ったり、YouTubeのビデオをポップアップで表示出来るようになっていた。
アンケートの結果は画面の下のほうにリアルタイムで表示され、
YouTubeをみんなで視聴した後ではその内容のチャットで盛り上がる。
その日、たまたまenoblogを訪れた人がリアルタイムで文通を行う。
このチャット企画は実行の数時間前に告知されたものだ。
参加した人はほんとうに偶然の中で参加したんだという新鮮さを持って、
自分と同じブログをいつも見に来ているだろう人たちと飯野さんの会話を楽しんだ。
色々な話題があがったが、僕が個人的に一番盛り上がったのは、ネコRPGの話だ。
飯野さんが突然、「にゃーん。(ドラクエの猫)」と発言したのが始まりで、
僕はよくわかんないけどテンション高く、「ドラクエの猫!」と返した。
そこから、村人が全員猫だというRPGがあったら、というような話が展開して行った。
誰に話しても、「にゃーん」とかしか言わないの。
道具やではマタタビが8Gとかで売られてるの。
敵も味方も猫なので、戦闘で使うと大変なことになってしまうの。
主人公からラスボスまで猫で、主人公はもちろん海を渡れないの。
と、ここで書いても良く分からないことを言ってるだけになってしまうが、
クリエーター飯野さんとリアルタイムでよくわかんないけど新しいPRGを
てきとーにみんなで考え、議論しているのがとても楽しかったのだ。
言葉のやり取りは夜中の1時半まで続いた。
そしてチャットの最後にみんなで観たのが、YMOのオンガクだった。
いいなあ。眠くてボーっとした頭で、最後までしっとりと視聴した。
次の日の睡眠不足を覚悟しながら。
Ongaku YMO 2007
次の日にまたenoblogを覗きに行ったらまたまたchatやってた。
そして僕は仕事始めから深刻な睡眠不足に陥ったのだった。
いまも少し眠いのは、たぶんそのせい。
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