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2009年3月

春の花、春の鳥

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Canon EOS Kiss X2 TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II

庭に出ると花が咲いている。
これはスモモの木だったかな。
暖かいブルーの空を感じながら、春だなぁと思う。

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とそれだけ書くと、春の花が咲いているいい庭だということになるのだが、
実のところカラスがすごかった。
花を見るために出たら、本当に大勢いて驚いた。驚いたっていうか笑った。
カラスが50羽ほどいて、ぴょこぴょこはねていたのだ。
僕の接近に気が付いてすぐに飛び上がる。
カァカァと電線に並び警戒する。

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よく通りがかる、恵比寿駅前の花屋にも春を感じる。
このくねくねはどういう心境の表れだろう。
暖かい気候に少し照れているかのように思う。

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恵比寿のラーメンといえば、AFURIがお気に入りだ。
これはゆず塩ラーメンに平打ち麺。
さっぱりとしていてゆずの香りが高い。おいしい。
トッピングの平打ち麺もおいしいけど、普通の麺もおいしいんだよなあ。
今度は普通の麺にしよう。

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エレキダブルネックチャランゴギター現る

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エレキダブルネックチャランゴギター現る。

チャランゴとギターのダブルネックはたまに見かけますが、
どうやらエレキ版が存在するようです。
詳しくはこちらから
YouTube - New electric double neck charango/guitar

なにやら、箱が置かれています。

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箱をあけると緩衝材でしょうか、大量の紙くずが出てきます。

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ついに、ダブルネックエレキチャランゴギターがお目見えします。

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そして、弾きまくります。

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音質はやっぱりエレキチャランゴのそれですね。
ギターもこれで弾けますが、2台を同時に弾く事は難しそうです。

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渋谷で髪を切ってもらうこと

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Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM (ISO1600)

前回からの続き。

渋谷の美容室に行ってきた。
担当の美容師さんは今では店長になっていて値段は倍ほど違う。
受付を済ませ、椅子に座り待っていると「お久しぶり」とその人が出てきてくれた。

初めて切ってもらってから9年になる。
あの頃はまだ僕は10代だったんですよなどと話しをする。

やっぱり、長年切ってもらっていた人がいい。
出来上がった頭を見ると、すっきりと気持ちがリセットされた。
技術とかデザインとかはよく分からないので全くの感覚なのだが、すっきりだ。
また来ます! そう言って店を出た。

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Canon EOS Kiss X2 TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II

いなかっぺの僕ちんがこんなおしゃれなお店で高い金を払って
切ってもらっていていいのだろうか。
バランスが取れていないのではないか。そう思う事もある。

その問題に対する僕の解決策はこちら。
「朝起きたまま外に出る」
こうする事で、髪の毛は寝癖で2箇所くらいいつも飛び跳ねるのだ。
何て大胆なヘアーなの!と誰しも思う事だろう。

つまり僕は「身なりには気をつけよ」と「男子は豪傑たれ」の2つの案を
同時に実施しているのである。やったね!みなさんも真似してね!
(本当は早く起きられないからだけど)

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5割引の青春

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Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM

以前に通っていた美容室からははがきが届いた。
「厳正なる抽選の結果チケットをお送りさせて頂きます」
50%オフだと書いてある。
カードを出して確認する。
最後のハンコが付かれたのは去年の4月。
ここに行かなくなってもう1年が経つのか。

僕が最初にこの美容室に行ったのは、
大学進学のために田舎から横浜の日吉に引っ越した19歳のときだった。
それから学生の間すべてと社会人なってからの4年間、
ずっと同じ人に切ってもらっていたのだ。

新しい大学生活が落ち着いた頃、僕は髪が切りたくなった。
寮で1つ上の先輩に尋ねる。髪はどこで切っていますか?
先輩は柑橘系の香水を空中に噴射しながら答えてくれた。
「原宿」と。
先輩は出かける前に香水を大量に使用する。
寮で一番の豪傑で、なおかつおしゃれな男。
長身で筋肉質、色黒で、声は低く渋い。
眼光が鋭く、後輩への指導は厳しいが、
先輩からも後輩からも一目を置かれた存在だ。
しかしいきなり原宿とは、田舎から出てきたばかりの僕には
少しばかり敷居が高く感じられる。
「原宿…原宿…」と僕が頭の中で反芻していると、先輩は続けた。
まあ、お前じゃ近所のでいいんじゃないの?悪くないぜ。
僕は近所の美容室を教えてもらい、そこへ行くことにした。

そこは割りとおしゃれを目指す寮生たちがよく行くらしい美容室だ。
しかし、僕が1回目に行ったときは散々な目にあった。
店に入り、紙を切りたいと伝えると、カラーですかパーマですか?
と聞かれる。いや、髪を切りたいんです。じゃあカットですね。
カット…、そうか、「髪を切る」んじゃなくて「カット」というのか。
僕は美容室に入ることが初めてだったのだ。
もちろん、cutという英単語は知っている。
しかしこういう場所でこういう風に使われているのかー。
カット、カットと復習していると、今度は「美容師のランクはどうしますか?」ときた。
ランク??そんなものがあるのか。
値段が3種類に分かれる他に、何が違うのかさっぱり分からない。
今からだと、一番上のランクの人が空いているらしい。
僕はどうせならと、「一番上」をお願いした。

椅子に座らされ、フードを被せられ、鏡の前でほけーっと待っていると、
長い黒髪にくねくねパーマをかけたヒゲ男が出てきた。
服装は原宿系?ではないのかこれはと思った。
えらくおしゃれなのだ。
対照的に僕の服装は、青いジーンズに無印良品のシャツである。
会話も何だかかみ合わず、大体の方向性を僕が伝え、
ほとんどお任せすることになった。
ヒゲはでかいギザギザのハサミでバサバサと僕の髪を切り落としていく。
僕は髪を引っ張られながら、これが男の理容なのだと自分を納得させる。
そのうちに出来上がったとのことで、仕上がりを確認する。
ランク最上のくねくねパーマヒゲ男の実力はしかし、
こんなものかなぁ…と思ってしまった。
荒っぽく切り上げられた頭を手のひらでなでると、
ところどころで短くなった髪がツンツンと反応する。
短い髪がしなり、ぴょんと飛び出すこの音が
都会の音というものかもしれないと思った。

数ヵ月後、また同じお店に行った。
僕は懲りてはいなかった。負けたままではいけないのである。
1回目は勝手が分からなかったが、今度は電話で予約を入れた。
ランクは背伸びをせず、真ん中と伝えた。
一番下を選ばなかったのは、ささやかな見栄だ。

その人は髪を丁寧に切った。
ギザギザのハサミは使わなかった。あれ?と思った。
細身のハサミを斜めに入れて、少しずつ髪の量を落としていく。
前の人と違う技術を使っていることは、素人の僕にもわかった。
そして何だか楽しそうなのである。
ニコニコしている。どこか余裕があるように見える。
会話も多くはないけれど、話しをするのも自然に出来る感じだ。
頭の仕上がりも断然好ましく思えた。

それからというもの、僕はずっとその人を指名し続けた。
次第に美容室の環境にも慣れてきた。
他の寮生たちがやるように髪を染めたり、
バイト代をためてパーマというものを試したりもした。
いつでも美容師さんは楽しそうだった。
僕の初めての試みを一緒に楽しんでいるようで、
色はどんな色にしようとか、パーマはどんな風にするかとか
さまざまな相談をしてくれた。
僕は仕上がった髪を鏡で見るたびに、
髪型が変わればこんなにも印象が変わるのだと感心したものだ。

僕は理容技術について評価をするほどの目を持ってはいないが
その美容師さんはどうやら相当な技術・感覚を持っていたようだ。
ある日のカットが終わり帰るときに受付のお姉さんから
担当のその人がコンテストで賞を取ったと聞いて僕は何だか嬉しくなった。
僕の髪の毛がこの人の技術の糧になっているとすると、
髪の毛も切られて本望だろう。

賞を取れば評価が上がる。評価が上がればランクも上がる。
最初に真ん中だったその人は、上のランクになり、値段が高くなった。
それでも僕は喜んで通い続けた。
またしばらくすると、転勤する事になったという。
行き先は渋谷店だ。これは栄転ってことだろう。
受付のお姉さんとそのことを話すと、お姉さんも嬉しそうに話してくれた。
そして僕は渋谷へ髪を切りに通う事になった。

遊びではなく用事のために渋谷へ行くと考えると、渋谷が近く感じられる。
渋谷の文化に染まろうと思い渋谷に飛び込むわけではない。
ごく自然の流れで渋谷に行く必要が出来たのだ。渋谷にいても不自然ではない。
都会で暮らす、ネイティブ田舎者の僕にとってこれは心強い出来事だった。

 
はがきを見て、10代の頃からの気持ちの流れを振り返る。
あの頃は今とは時間の流れが違っていた。
久しぶりに思い出して、懐かしくなってしまった。

1年ぶりに電話を入れた。
今日、切ってもらいに行こう。

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隣の席の中川さん

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Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM

大学の友達が結婚することになったとメールが来た。
おー。おめでとう。どこで知り合った人?と聞くと。

「同じ学科の中川翔子さんから紹介してもらったんだ」

ときた。

なにー!!!!

うむ、確かに、同じ学科に中川さんて人いたわ。
しかし、下の名前は意識してなかった。
しょこたんと同姓同名だったとは。

何だか中川さんとは縁がある気がしている。勝手にだけど。
参考:8年前のチャット

というわけで、いやわけじゃないけど、
5月のしょこたんライブに今年も行ってきます。
今年は1階アリーナの真ん中の席らしい。コスプレたんに囲まれます。
自分のコスプレ耐性上げてかないと!
前回は太ももに敗北したからなぁ。
気合のために自分もブルースリーのコスプレくらいして行った方がいいんだろうか?
(持ってないけど)

ちなみに、去年のしょこたんライブDVDに僕が写っていました。
特典映像で、会場の周りに並んでいる人たちの中にはっきり写っています。
わー。DVDに写るなんて、記念になるなあ。

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チャランゴマジシャン

アルゼンチンに「チャランゴの魔術師」と呼ばれる若手奏者がいる。
ご存知だろうか。
彼の名はルイス・ベラスケス(LUIS VELAZQUEZ)。

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2007年に彼は来日し、コンサートを開いている。
僕は知り合いの紹介で、運良くその場に居合わせることが出来たのだった。
今日はその時に買ったDVDの映像を見ながら、
彼の魔術師っぷりを振り返ってみたい。

彼の演奏は素早く、圧倒的に滑らかな指使いが特徴である。
軽やかな音と、流れるようなかき鳴らし、複雑な早弾きを難なくこなす。
使っているチャランゴはフラットなエレキチャランゴだった。
だからこんな特殊な奏法も可能だ。

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ライトハンド奏法。

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横だって向けてしまう。

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水平線奏法。
琴に出来てチャランゴに出来ないことはない。

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背面奏法。
つむじの位置だって分かってしまうぞ。

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十字架奏法。
二本同時もへっちゃらだ。宗教的な厳粛ささえ漂わせる。

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キョンシー奏法。お札には弱いぜ。

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続いては連携技だ。
水平線奏法から。

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歯チャランゴ。

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十字架奏法から。(おや、後ろに人が走っているぞ)

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これが三本同時弾きだ!!

どうだろうか。

世界にはまだまだ我々の知らない、すごいチャランゴ弾きがいる。

特にアルゼンチンには今後も注目すべきであろう。

参考:
佐野まりさん(アルゼンチン在住)
ルイス サルトールさん(アルゼンチン出身)

 

この記事へのリンクはこちらから
http://siroianagura.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-7c12.html

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kawaのプロフィール(フォルクローレ編)

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Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM

・フォルクローレ的観点から述べるkawaのプロフィールを考えてみた。

______________________________

小学生の頃、フォルクローレのコンサートを観る。
高校でブラバンに入り、打楽器を始めるが頓挫。
大学でチャランゴを始める。
大学2年の時、TOYO草薙さんの「チャランゴ研究会」に通い始める。
大学の卒業旅行でボリビアに行き、サウルカジェーハスさん、ドナートエスピノーサさん
に5日間くらいずつ習う。

所属グループは、チュセククナ(活動休止)、ロス エンボスカダス(活動休止)
もものかわ(解散)、西川と塚田(Duo)。

 
メールマガジン「フォルクローレ演奏情報」は廃刊済み。
ブログ 白いあなぐら http://siroianagura.cocolog-nifty.com/blog/

 

______________________________

 

以上。突っ込みを宜しくお願いします。

 

 

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第4回チャランゴの集い・出演者公募のお知らせ

第4回チャランゴの集いが、来る5月30日(土)に開催されることになりました。
イベントの詳細はまた後追ってお知らせいたしますが、
現在同イベントに出演していただけるチャランゴ奏者の方を募っています。
チャランゴファンの間では徐々に知られてきたこのイベントですが、
今回は「新世代バージョン」ということで主として新進チャランゴ奏者を対象といたします。
もちろん年齢は問いませんが、興味ある方はぜひご一報下さい!概要は以下の通り。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「第4回チャランゴの集い・出演者公募概要」

①開催日・会場;2009年5月30日(土)・築地キューバンカフェ

②募集対象;主として新進のチャランゴ奏者で、技術・音楽性および
オリジナリティにおいて優れたものを持っている方々。年齢・性別・国籍は不問です。

③募集人数;若干名。ただし人数過多の場合には、本イベント実行委員会にて
デモ音源(④参照)を参考の上、人数を絞り込ませていただく場合もありますので、
ご了承お願いします。

④申込期限・方法および申込・お問い合わせ先;
3月25日(水)までに実行委員会の桑原(gengakki_baka@hotmail.com)までメールで
ご連絡の上、参考資料として2曲ほどのデモ音源をメールまたは郵送にて
送付お願いいたします。

文責・第4回チャランゴの集い・実行委員会(桑原健一・長田明弘・貝谷吉浩・福田大治)。

____________________________________

以上、コピペ。

という感じで、チャランゴの集いです。
新進チャランゴ奏者の方々はどしどし応募してください。
僕は、まだ知らないあなたの演奏が聴きたいのです。

また、この文章、コピーしてもらってどこかしらに貼ってもらえると
いいような感じの文章なのでどんどん貼ってみては?と思います。
僕も貼ってみました。

僕は疲れ果てていて、とても「新進」チャランゴ奏者ではないのですが、
興味は「深々」です。

うわ、本当に疲れてる。。。

僕は最初から出る気はなかったのですが、
最近のメールによると、仲間のギター弾きが遠方より戻るとのことなので
僕も出たい気分になってきました。
しかし、まだまだ僕なんかよりも若い人たちが出ると楽しいだろうなと思うので
僕は参加は見合わせようかと思いますよ。やっぱり疲れてるし。
何だか文章もさえない。

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ウユニ塩湖に行った写真

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2004年のウユニ塩湖でお手上げな kawa

<世界最大の鏡と称される、ボリビアのウユニ塩湖>
↑クリックで別のサイトが開きます。綺麗な写真が沢山です。

この記事をみて思い出した。
そういえば、僕もあそこに行った事あったんだった。
高地で空気は薄く、日差しがめちゃくちゃ眩しくて、しかも
行き着くまでの長く劣悪なバスの旅のせいで意識が若干朦朧としていた。
目の前に現れた広大な塩の湖は現実世界とは思えなかった。

ブログには載せていなかったので、記録として少し載せておこうと思う。

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塩の大地の中腹に、サボテンが生える島がある。
こんなでかいサボテンを見るのは初めてだった。
(そしてあれ以来見ていない)

当時はフジのコンパクトデジカメを持っていったんだけど、
今度行くとしたらしっかりとした一眼レフを持っていってばしばし撮りたい。
とは言え、行き着くまでに2,3日かかるから、
社会人やってるうちは行けないような気がしている。
また行く事はあるのだろうか。

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霧の霧島

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Canon EOS Kiss X2 EF28mm F1.8 USM

霧島神宮へ。
山には霧が立ち込めていて神秘的な雰囲気である。
雨上がりの濡れた石畳が荘厳な空気を強めていた。

大きい神社に行くのは今年初めてだったので
大きさの分だけ沢山お祈りをしておいた。

そして空港へ。
鹿児島とは一旦離れるがまた近いうちに来るだろうと思う。
次は晴れていて桜島が見られるといいな。

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