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2011年6月

ギターを聴きに行きました

ギターを聴きに行きました。

6月25日(土)
午前中はジムでいつものメニューをこなし、午後から新宿へ。
新宿ではよく回転寿司を食べます。
ここは値段の割にネタも大きいし、美味いのです。
満腹を覚えつつ、最後にどうしても食べたかったカツオが出てきたので迷わず手を伸ばしました。
満足。
ごちそうさまと言うと、あとんした!と応えてくれるいい店です。

夕方になる頃に、初台へ。

笹久保伸さんのギターリサイタルを聴きに行きました。

開場は丸く、天井の高いところで、満員になっても50人位の広さです。
マイクを使わなくても、よく音が響きます。
生のギターの音の響きはこんなに美しかったのだなあと思いました。
高級な料理を堪能したような気分になり、ほくほく帰宅しました。

僕は事前に許可を得て、カメラで撮影をさせて頂きました。
コンサートのすべての曲がYouTubeにあげられています。
これを観ると僕の頭の中で生音が再現されてきます。
生で聴かなかった人とは違ったふうに聴くことが出来ます。
生はもっとずっとよかったんですよ。
仮にYouTubeで観られると分かっていても、僕は開場に行きますね。
僕が言うまでもないですが、笹久保さんの演奏は凄いです。
(あ、本当に言うまでもない感が漂ってきた)

それではプログラム通りにリンク貼ります。

Nuvola Barocca

Caminante,no hay camino

Valicha ~ Saqsaywamanpi

Qachwa Tankarchay

Flor de Sancayo

Intermezo per Chitarra

Triste Andino

Coca Quintucha

La Piragua

最後のクンビアの曲が個人的に特に好きです。

YouTubeのいいところはいつでもどこでも観られること。
これを観たギターを志す少年少女が刺激されて、新たな凄いギター弾きが誕生するかもしれません。
僕の大学のサークルでは、ギターは割と地味なポジションになりがちのような気がしていましたが、
こんな動画が当時観られたら、ギターの方々は張り切ってしまいましたねきっと。
レベルアップだ!
(あ、半分はフォルクローレじゃなくて、現代音楽だ。まあいいや、レベルアップしましょう!)

使用機材は以下のとおりです。
CANON 5D mark 2
EF 24-105mm F4L
SONY PCM-D50
EDIUS Neo 2 booster
三脚

Pモードで、ピクチャースタイルはニュートラル。
背景が白いので露出を+2/3にしてあります。
クーラの風に吹かれてPCM-D50にノイズが乗ってしまった所がありました。
3曲ほど、カメラ内蔵のマイクで撮ったものになっています。
反省して、ウィンドスクリーンを購入しました。もっさもさ。

何で機材について書くかというと、誰かに真似をしてほしいからですよ。
気合があれば、誰でも出来ます。みんなやりましょう。
最大の参入障壁は機材の値段かもしれませんが、そここそが気合を発揮する所ですよ。

なお、ご希望の方は撮影いたしますです。土日だったらたぶん行けます。
DVDもYouTubeもブルーレイだって作成出来ます。よろしくお願いします。

あー未だに満足感。。

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Jorge Milchberg Campanas de Santa Cruz

ホルヘ・ミルチベルグさん、お元気そうで僕も嬉しいです。
この曲は、彼のアルバム「charango」の最後に収められた曲ですね。
曲名は、Campanas de Santa Cruz。
ここのところよく聴いていたところだったので、発見できて嬉しいです。

こういうバリトンチャランゴソロの動画がもっと増えないかな。
そして日本でもバリトンチャランゴのソロ奏者が増えてほしい。
いや、増えなくてもいいから、バリトンを主に弾く、良い演奏者が出てほしい。
それを聴きに行きたい。

あ、その人が出現する前に僕が演奏しておかなくてはいけない気がしてきた。
あまりうまい人が出ると、「自分は演奏しなくていっかー」と思ってしまうからな。
まずは久しぶりに弦を替えてみるところから始めよう。

おまけ。El Eco
これやりたかったんだ。

ホルヘさんはおやすみのようです。

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Gustavo Santaolallaのロンロコっていうかバリトンチャランゴ

以前、このブログでロンロコっていうかバリトンチャランゴについて書いたときに
Gustavo Santaolallaさんのアルバムを教えてもらったことがあった。
YouTubeを彷徨っていたら見つけたので載せておきたい。

アルゼンチンの楽器の製作者にメールをして、僕もバリトンチャランゴを
買ったことがあるのだが、その時も彼はバリトンチャランゴのことをロンロコと言っていた。
アルゼンチンではバリトンチャランゴのことをロンロコというような気がしていたのだが、
ここでもバリトンチャランゴのことをロンロコと言っているような気がする。
開放でEm。
カルカスが使っているロンロコはAm。多分。
こないだコンサート行ったけど全く聞き分け出来なかったから、定かではない。

しかし、バリトンチャランゴ(もしくはロンロコ)はいい音するなぁ。

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Oscar Miranda のチャランゴ

Oscar Mirandaという方のチャランゴ動画です。

胴がすごく鳴ってる。音が強く太い。
細かい処理も素晴らしいですね。

正直に告白しますと、本日まで、もっというと1時間ほど前まで
この奏者のことを知りませんでした。
いかにここ数年の自分が不勉強だったかということを思うわけです。
フレディ以来、南米のチャランゴ弾きにあまり関心を払っていなかったかもしれない。
(例外的にフェデリコ・タラソナが見られたのは良かった)
何か新しい技がないかと、ウクレレのJake Shimabukuroとか、
ギターの押尾コータローとかをみたりしていたのでした。
彼らの演奏はDVDとしてそこらのお店で買うことが出来ました。

でもやっぱり、チャランゴをやっている人からチャランゴを学ぶのが一番ですね。
当たり前だけど。
そして現代では、こうやってYouTubeで動画が見つかる。
時間と気力があればお勉強が出来るのです。素晴らしいですね。

僕の場合、その時間と気力がないのが一番の問題かも・・・。

この方のMP3がAMAZONで購入出来るようです。
http://www.amazon.co.jp/Oscar-Miranda/dp/B003GOAHO6

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エグゼキュージョン・ケーパビリティが炸裂した!

プロフェッショナル コンサルティングという本を読みました。
この本はプロのコンサルタント2人の対談本です。
もー、すごかった。

プロフェッショナルコンサルティングプロフェッショナルコンサルティング


著者:波頭 亮,冨山 和彦

販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まず、序章から聞いたことのないカタカナの連続攻撃。
僕の勉強が足りないため知らないだけなのかもしれない。
みなさん、以下の言葉を聞いて一発で理解出来ますか。

「今はむしろ、組織の実行力が戦略の自由度を規定する。
つまりエグゼキュージョン・ケーパビリティのレンジが
経営戦略のあり方を決めるという事になる。」

序章はこんな感じです。
脇に注釈がたくさん付いていますが、それでも知らない単語がありました。
僕はiPhoneの辞書アプリを調べながら読み進めましたよ。
はー。えらい本を読み始めてしまったなーと思いました。

でも、難しい単語に戸惑ったのは序盤だけでした。

最初はちょっと取っ付きにくかったですが、
この本、とても面白いです。
戦略コンサルの世界を生き抜いてきた2人のプロフェッショナルが
プロの技について語りまくるというような本でした。
リアルな現場の話が聞ける、大変面白い本になっていると思います。
僕は昔から戦略コンサルに興味があったのですが、すごく刺激されました。
「カネボウ再生の決め手はたった1行のソリューション」なんですって。
面白いですねー。その答えはここには書かないでおきますけど。

ちなみに僕は転職で某コンサル会社受けて、落ちてます。
でも、受かっていたら、生き残れなかったでしょうね。
戦略コンサルをやるということは怖いことだと改めて思いました。

コンサルにはなれないけれど、論理力は鍛えたいわーと、
次に買ったのはこの本。
昨日頼んでもう手元にある。Amazonえらい。


論理トレーニング101題Book論理トレーニング101題


著者:野矢 茂樹

販売元:産業図書
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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カルカスを観に立川へ

カルカスを観に立川へ。

カルカスを観に立川へ行ってきました。
Los Kjarkas(ロス カルカス)とは、ボリビアの音楽演奏グループで
結成から40年も続くグループです。この度来日し、ライブを行いました。
僕は学生の頃、カルカスの音楽を良く聴き、また演奏もしてきました。
カルカスを知ってから10年以上が経ち、今回が初めてのライブ体験です。

スモークが炊かれ、カルカスが入場、演奏を始めました。
おー。
んー?
んー。
…と思っているところで前半が終了。休憩に入りました。

休憩中。僕は自分がいまいち乗り切れていないことに気が付きました。
なぜだと自問しましたが、
通り過ぎた若い女性の絶対領域にむしろ目を奪われてしまい、
「しょうがないなー」と反省したりしていました。

どうかな?と思った点について書いていきます。

・ピエゾピックアップの音がいまいち
チャランゴ、ロンロコ、ギターの音はピエゾで拾っていたと思われますが、
その音がすべていまいち。
ピエゾ特有のシャリシャリ音がします。
これはピエゾを使用している限りはどうしようもないのでしょうか。
ウクレレのJake Shimabukuroのライブを聞きに行った時も
残念に思ったのはこのピエゾの音質でした。
ロンロコなどは、三味線みたいな音を出していました。
ピックアップの問題ではなく、エンジニアの問題なのかもしれません。
よく分かりません。

・弦が多すぎ
ギター2つ、チャランゴ1つ、ロンロコ1つ、エレキベース1つ、です。
で、それらがしょうもない音質でジャラジャラ鳴っています。
何がどう鳴っているのかさっぱり分かりませんでした。
とりあえず、音圧だけは出ていますよーという状態でした。

・アレンジが…
もはや全体的にサウンドが…でしたが、
日本にはもっといいドラマーが大勢いる気がします。

良かったところも書きます

・ボーカルとビエント(笛)は良かった
ピエゾじゃなかったからだと思っています。
というのは冗談で、単純に素晴らしかった、です。
特にギターの人がギターをやめて笛に移った時に
弦の過剰が解消されてやや落ち着きが出ました。
素晴らしい。

・チャランゴの立ち方がかっこいい
片足を前に出して腰をやや落として弾きます。
かっこ良かったです。
飛び跳ねた時に、キャーという声援も飛びました。
さすがです。

と、以上です。

他に思ったところとしては、カルカスはアイドルなのだなと思いました。
客層は40歳から上の方々が多かったように見えます。
ひょっとしたら50代以上なのかもしれません。
そういった客層の中で、きゃーきゃーという声援が飛ぶ飛ぶ。
これはすごいなと思いました。
例えば、モーニング娘。などがあと30年続けたら
こういう状態になるのかなーと想像しました。(なりませんね)

あと、カルカスは日本の格闘技会で例えるならば、桜庭和志でしょう。
若い頃は類まれな才能を生かし、第一線で戦い続けましたが、
戦いに戦いを重ね、ダメージが蓄積。
もうパンチドランカーの症状が出ているけれども戦い続ける、生きる伝説です。
僕は桜庭選手の大ファンであったのですが、最近の試合はとても見られません。

ライブの終盤ではお客さんが踊りまくっていました。
カルカスもノリノリで演奏していました。
歌を客に歌わす、という高等技術も繰り出しました。
が、付いて来られる客は少なかったようでした。

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