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2011年7月

エレキチャランゴの音サンプル

ボリビアの民族楽器チャランゴ。
そんなチャランゴの電気版であるエレアコチャランゴを作った話は前にいたしました。
FISHMANのProBlendを使用したものです。
エレアコチャランゴ フィッシュマン プロブレンド
また、別途、胴体が筒状でない、エレキチャランゴも所有しています。

そんなエレキなチャランゴの音をiPadで録音してみました。
エレキチャランゴの音質比較動画です。たぶん世界初。
(何を繋ぐかで音が変わってくるので意味がないといえばそうですが)
GarageBandというアプリにiRigというもので接続しています。
ソフト側で音をいじることは今回していません。
一番最初がエレキチャランゴ、次からはエレアコチャランゴです。
ピックアップの名前を表示しています。
エレアコチャランゴはピエゾとMICの割合を変えて録音してみました。

どうでしょうか。
何のエフェクトも入れていませんので素材の参考にどうぞ。

おまけ

アプリで音をいじってみました。

ロックだぜー!
バンドのメンバーにエレキギターがいないけど、普通にギター探すのは面倒だという方は
使ってみてはいかがでしょうかー(笑)。

(ていうかロックバンドに入りたくなってきた…)

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夏の京都へいく

Img_2438


熱い夏に京都へ行くのはマゾだとネットに書いてあったが
僕は迷わず京都に行った。
特に何を見たいとかどこに行きたいとか、そういうことは全くなかった。
連休が取れたらインドに行きたかったのだけれど、休めることが確実だと分かった時には
インド行きのチケットを取るには遅すぎたのだ。
ヨーロッパやアメリカに行くには少し遠い。
かと言って、比較的に近い韓国や中国に何があるか全く知らない。
では気軽に行けそうな場所へ行こう。そうだ、京都は面白いのではないか。
さっぱり、すっぱりと決まった。たぶん10秒くらいで決めたと思う。

真昼間の品川から新幹線に乗り、JTBで貰ったパンフレットをチラ見する。
何が書いてあるかよく分からなかったが、体験コースの紹介のようなことが書いてあった。
商売の臭がする。この料金の何%がJTBへ行くのだろうか?
いや、JTBはこれを配っているわけだから、広告になるな。広告料を既に取っているのかも。
広告料としてはいくらが妥当なのかなー。
と、瞬時にそういう頭になってしまうことに気づき、ため息をつく。
どうも自分はそういう気分で京都へ行くわけではないなーと思った。
一体、何をしに行くのだろうか?
京都に住んでいる友達のことを思い出して、メールをしてみる。
今から京都行くんだけど、暇?
返事は来ない。

全く何の決心もないまま、新幹線は京都に着いた。
きょーとーきょーとです。
新幹線のホームから街を見渡すと、ホテルxxx円という看板が目についた。
おー、駅前にしては安いな、と思った。
でもすぐに、そんなことはどうでもいいのだと思う。
出来るだけ何も考えず、頭の癖をリセットするような旅にしたいなとなんとなく考える。

駅構内の書店で京都の観光ガイドブックを購入し、
駅から歩いていけそうだという理由で、三十三間堂に行くことにした。
京都の街は道がまっすぐで、外国人がウロウロしていて、そして大変に暑かった。
僕はリュックサックを背負い、事前にUNIQLOで買った、
「CHILE」とプリントされた帽子を被り、暑い暑い道をただただ真っ直ぐに歩いた。
あ、1回だけ右折もした。
吐く息も暑く感じられるようになったころ、ようやく三十三間堂に着いた。
すでに背中が汗でべちゃべちゃになっていた。

しばらく京都旅行の内容が続きます。たぶん。
不定期かもしれません。あ、これで終わりということも。。


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七夕コンサートへ行く

仕事のお休みをもらって、サントリーホールへ。
当日券で1枚だけ残っていたS席のチケットを無事に購入する。

本日の出演は、笹久保伸さん、小松亮太さん、ゲザ・ホッス=レゴツキさん、など。

サントリーホールはオーケストラをやるようなホールだ。
僕は以前にピアニストの佐山雅弘さんのジャズトリオを聴きに来たことがある。
あのときはスネアドラムのリムを叩く音が異常に大きく聞こえた。
ホールの特性だったのだろうか。よく分からない。

トップバッターの笹久保さんはソロで登場した。
素晴らしい演奏だった。
だが、若干音量が小さかったような気がする。
これはPAがもっと上げればよかったのかもしれない。
ホールは独特の音の響きをしていて
前回、オペラシティで聴いたような粒立ちがあまり感じられず、
僕は、ちょっと上品に響きすぎていたかなと思った。
そういう特性のホールなのかもしれないけれど、もっとドシンと来て欲しかったように思う。
きっとPAのせいだ。(と思う。)
途中で1曲だけ入った、山下さんと青木さんの笛はよく響いて心地良かった。

次に出てきた、ゲザというヴァイオリン弾きの演奏がすごかった。
早いフレーズを軽々とこなすだけでなく、音色もすごかった。
このコンサートのチケットはS席7000円。
2時間余りの嗜好品にしては高いほうだが、
あの音が聴けたなら安いものだと思えた。
しかし、これまでに全く聴いたことがないレベルの凄い音だった。
で、帰ってから調べてみたら、あれはストラディバリウスだったみたいだ。
http://blog.oricon.co.jp/concertimagine/archive/100/0
そうかあれがストラディバリウスかー。
1台1億を超えると言われる楽器。究極の嗜好品だ。
それを生で聴けたと思うと、チケット代、安かったですね。

最後に登場した小松さんはマイクで挨拶しようとしたが
マイクが入らず、切れ気味で「タンゴ!」と叫んで急に演奏を始めた。
その後もマイクは不調で、大声でMCをした。素晴らしかった。(マイクは途中で直った)
楽団の構成は、ピアノ、コントラバス、ヴァイオリン3、ヴィオラ、
チェロ、バンドネオン3。なんとも豪華だ。
僕は生でタンゴを聴いたのは初めてだった。
ピアソラの曲を沢山演奏してくれて、楽しかった。
終演後、小松さんの演奏するピアソラのCDが売っていたので2枚買った。

ゲザのCDは、たぶん録音ではあの音は出ていないような気がして
買わなかった。あの音色はずっと心に残って欲しいと思っている。
出来ればまた聴きに行きたい。

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知人の結婚式に行く、ファンタシアに行く、など

2011年7月2日(土)
知人の結婚式の2次会に行く。

Img_2323

新郎である知人は後輩のチャランゴ弾き。
詳しい経緯は覚えていないが計算すると、僕が大学を卒業してから出会ったことになるらしい。
会った回数は少ないはずだけれども、何だかとても身近に感じている。
そう感じているのは僕だけじゃないと思うが、とても親しみを感じ易い彼なのである。

2次会に集まった人はやはり南米音楽系サークルの知り合いも多くいた。
1曲だけフォルクローレの演奏もあり、僕も飛び入りで参加させてもらった。
人から借りたチャランゴは糸巻きが木製で、僕は初めて木製の糸巻きを
使ったがあれはとても扱いづらいものだ。
ネジを閉めるのに握力が必要だし、微妙なコントロールも要求される。
僕が使いこなすのは無理だろうと思った。

スペシャルシークレットゲストで呼ばれた、プロのシンガーソングライターの方の歌が良かった。
(冒頭の写真の方)

終了後、知り合いと知り合いじゃない人も含めて、音楽関係者で居酒屋へ。
僕は最近外に出ていない(サークル関係者とあまり交流をしていない)ので
とても刺激になった。
名前だけは知っていたけれど初めて話す人がいたり、古くからの知り合いだけれど
こうしてお酒を飲むのは本当に久しぶりの人がいたりした。
貴重な時間を過ごさせてもらった。
話を聞くと、どうやら今年のコスキンに行くという人は僕の予想よりも多そうである。
僕はどうしようか、考え中。

新宿駅で「乗り換え時間2分」をダッシュで突破し、無事に帰宅。

2011年7月3日ファンタシアへ行く
実家に帰ったついでにファンタシアへ行く。
バリトンチャランゴのハードケースを注文するためだ。
いまは製作者曰く「セミハードケース」という、厚手のクッションが付いた
ソフトケースに収まっているが、これは完全な防御とは言えず、
遠征に持って行くには少し不安。
仮にコスキンに行くことになった時にハードケースが必要だと考えた。

ファンタシアは久しぶりだったけれど、相変わらず良い楽器があった。
試し弾きさせてもらっていい気分。かなり欲しくなった。
買っちゃおうか、どうしようか、迷いに迷った。
あのタイプのチャランゴは、いま手元にない。
家に着いて自分のメイン楽器を演奏し、これで困ることはないなと思い、
購入はしないことにした。

聞くところによると、Achaさんの工房(倉庫?)の一部が、
先日の山崩れで流されてしまったらしい。
僕も行ったことがあるが、チャランゴに型どられたたくさんの木が
静かに時間の経過を待っているとても貴重な場所だ。
大変に心配になったが、すべてが流された訳でもないらしく、
Achaさんは大変真面目だということなので、大丈夫なのだろうと思っている。

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