読みました「困ってるひと」
kawaです。
読書記録日記、2回目は、「困ってるひと」です。
難民問題に取り組んでいた女子大学院生が、突然、難病にかかってしまい、
その壮絶な闘病生活を書いた本でした。
全体的に柔らかい文章で、驚くほどユーモアに溢れている。
かなり軽快に読めるのだけれど、内容は壮絶。
これがこの人のリアルだなんて。
作り物の物語であれば、ラストには何らかの終止符が打たれる。
しかし、これは現在も継続している話なのだ。
そして、どうやらこれからもずっと続いていくらしい。
こんな風に難病と戦っている人がいるなんて、僕は全く考えて来なかった。
衝撃。
文庫本版が出ていたのに、知らずに大きい方を買ってしまった。
でも、筆者に印税が少しでも多く届くならいいと思った。
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