« 20140117 無回転サーブ | トップページ | 20140126 クラシックギターを習おうかと思う »

20140119 の日記、アンデスの家ボリビアへいく

アンデスの家 ボリビア

たぶん13年ぶりにボリビア(店)に行った。(※1)
店に入ると僕の他に客が2人にて、チャランゴの弦を交換していた。
弦の交換は初めてとのことで、店主の福岡さんに聞きながら糸巻きを巻いている。
2人は知り合いではなく、たまたま同じ目的の人がいたということだ。
こういうことって珍しい。

店内には数多くのチャランゴが並んでいた。
これほど多くのチャランゴが並んでいるのを見るのは久しぶりだ。
目当ての鉄弦チャランゴは、並んでいるチャランゴの「下」に
置かれており、上のチャランゴを注意深く持ちあげてから取り出した。

僕は最近、鉄弦チャランゴにとても興味を持っている。

この記事でいう鉄弦チャランゴとは、ボリビアの田舎のそれである。
鉄弦チャランゴはこんな感じの音で、鉄弦チャランゴでしか実現し得ない
音色と演奏法を持つ楽器だ。
(この動画の演奏は、実はかなり特殊な録音方法を用いているらしいのだが。)
主にボリビアの田舎で作られていて、日本に入ってくる数は
ナイロン弦のものよりかなり少ない。
日本国内でこれを弾く人はほとんどいないと思う。
僕はもう10年以上、普通のチャランゴを弾いており、
色んなチャランゴライブに出かけているけれど、
ライブで聴いたのは1回きり、それも現地に住んでいる人が演奏するものだった。

鉄弦チャランゴの現物を手にしたのはたぶん3回め。
チューニング方法がよくわからなかったので、福岡さんに聞き、調弦、試演してみた。
うん。
正直、楽器としてのクオリティはあまり高くない。
フレットが正しく打ってあるのかな?それとも弦が伸びきっているのかな?
それでも音色は完璧に鉄弦チャランゴであった。魅力的だ。

2本あった鉄弦チャランゴを弾き終えると普通のチャランゴが気になってきた。
大量にあったナイロン弦のチャランゴから2本ばかり選んで試演させていただき、
ガンボア(チャランゴ製作者。ここではガンボア作のチャランゴの意)の安定感を確認した。
セミージャ(巨大なえんどう豆をそのまま乾燥させたような打楽器)と弦を買って
帰ろうとしたところ、福岡さんに呼び止められた。

「チャランゴならここに出てないのもあるから、
 どんなのが良いっていうのを行ってもらえると出すよ」
いえ、今日は鉄弦チャランゴを見に来たので。
「そうか、いまここに2人、初めて弦を替えた人がいるから、うまい人が
 それぞれのチャランゴを弾いたらどんな音がなるのか弾いてみてよ。
 さっき演奏しているところを聞いたけどあなた、相当弾くね。
 僕は1分聴いただけで分かるよ」
「師匠はだれ?」
僕が師匠を答えると、福岡さんは驚いたようだった。
それで2人のチャランゴを弾かせてもらうことになった。

1本目は、神奈川の路上で演奏していた外国人グループから購入したというもの。
メーカーは僕が聞いたことのないものだった。製造年は1998年。
値段は驚きの4,000円。あり得ない。盗品なのかもしれない。(-:
かなり古く、糸巻きも錆びついて回しにくかったが、持ってみると
胸の前のポジションで安定し、意外と弾きやすかった。
2本目は、有名メーカーのAcha製のもの。指板がローズウッドで、たぶん
1級品(※2)ではないクラスのもの。製造年は不明だが、流石にAchaは作りがしっかりしていて、
おそらく日本製の糸巻きを使用しており、状態がいい。
弾いてみるとやはり1級品のAchaの音はしないが、(通常の)いいチャランゴの音がした。
適当に数曲弾いてみてから、ありがとうございましたと持ち主に返却する。
いろんなチャランゴを弾くのは楽しいものだ。

その後、チャランゴとギターのダブルネックを弾かせてもらったが、
あれは1人では扱えないと思った。
しばらく店主と談話の後、帰宅。

(※1)学生の頃にサークルの合宿で神奈川にあるボリビア(店)に行った。
夜に台風が来て、川が決壊するかもしれない。公民館に避難するかも、という状態になった。
楽しかった。

(※2)チャランゴ業界的に「1級品」という言葉を使うかは知らないが、
日本国内で1級品のアチャを買うとなると、ファンタシアしか僕は知らない。
選びぬかれた材料と最高の技術を用いて作成されたアチャのチャランゴは絶品である。
ちなみに僕がボリビア(国)に行った時、ラパス市内のアチャの店および
アチャの工房に行ってアチャさん本人に会うなどしたが、1級品のチャランゴには出会えなかった。
と、書いていたらもう1本欲しくなってきた。。。

|

« 20140117 無回転サーブ | トップページ | 20140126 クラシックギターを習おうかと思う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 20140117 無回転サーブ | トップページ | 20140126 クラシックギターを習おうかと思う »