20140321 ジャージのライブ
「ジャージと愉快な仲間たち」というサークルのライブに行ってきた。
このサークルはフォルクローレの楽器を使用して
ゲーム音楽を演奏している学生中心の集団だ。
アンデスの楽器を使っているが、これはアンデス音楽ではない。
アンデスのアクは相当に薄い。
このサークルで特筆すべきなのは、CDを出しているところだろう。
CDを出しているというか、CDを出すのがメインの活動なのかもしれない。
演奏だけでなく、アレンジ、録音、ミックスを自前でこなし、販売している。
フォルクローレ業界でこういうやり方をしている集団は、
まだかなり珍しいのではないか。
会場に来ていたお客さんはフォルクローレをやっている人ばかりではなく、
同様なゲームの音楽を別な風にアレンジしている人もいた模様である。
開演の前の1時間は、楽器体験コーナーだった。
演奏は、全体によく練習されたものだったと思う。
弦楽器にかなりしっかり弾ける人がいて、僕はここのチャランゴのファンである。
(何人かチャランゴいますけど、ほんといいのいるので、聴いてみてくださいよ。笑)
予想外に柔らかいMCと、緩い進行。
そしてニコニコしながら演奏するメンバー。手作り感がたまらないライブだ。
この日の演奏を最後に地元に戻るメンバーもいて、
楽しそうに演奏していたのが、最後の方で涙目になっているような感じがして
こちらも少しぐっときてしまった。
このライブはこじんまりとした、小規模なライブで、
僕にとっては知り合いがでているという意味で、言ってみれば内輪なライブだ。
それで、内輪で盛り上がってるのはダメだとかいう人がたまにいるんだけど、
それは間違いだよなーと改めて思った。
一番面白いのは内輪である。
申し訳ないんだけど、その証明は誰かやって下さい。(-:
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