« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

20141030 コスキンの出演者データについて

素晴らしい!
コスキンの出演者数について、データを集めていただいた方がいます。
https://www.facebook.com/ryosuke.sakai1/posts/818437591541632?pnref=story

ちょっと僕なりにこのデータを扱ってみました。

(そういえば前にいい忘れましたが、
今年は掛け持ちを多くした人が責められるいわれはないと思います。
事前に注意も何も書いてないので、
多く出て欲しいのか、少なく出て欲しいのか、分かりません。
それをモラルだとかマナーだとか常識だとか言うのは違うと思います。)

まず、少し引用いたします。
R25スマホ情報局:通信規制、「7GB」なのはなぜ? - ITmedia Mobile
「2011年のソフトバンクの発表によれば、
全体の約2%のユーザーが全体の通信量の約4割を独占していたといいます。」

ということで、人数では2%ですが、全体の4割を占めているということのようです。

最初に挙げたデータによると、コスキンでは、
4グループ以上掛け持ちしている人は全体の5%ということですが、
その人たちが実際にどれだけ全体に影響を与えているかを考えたいと思います。

これ、最初に断りますが、正確な分析は僕には無理です。
というのは、詳細なデータを持っていないからです。

というわけでこっからの分析はすべて戯言です。

**こっから**

上記のデータによると、掛け持ちした人の人数は以下のとおりです。
4つ掛け持ちした人…15人
5つ掛け持ちした人…13人
6つ掛け持ちした人…4人
7つ掛け持ちした人…4人

ここから、極端な想定をします。

グループから1人がいなくなると、そのグループが成り立たない場合があります。

それでは、掛け持ちしている各人が3つしか掛け持ちをしなかった場合、
消滅してしまうグループの数はいくつでしょうか。

4つ掛け持ちの人が3つしか掛け持ちしなかった場合、
15人×(4-3)グループ=15グループ消滅。

5つ掛け持ちの人が3つしか掛け持ちしなかった場合、
13人×(5-3)グループ=26グループ消滅。

6つ掛け持ちの人が3つしか掛け持ちしなかった場合、
4人×(6-3)グループ=12グループ消滅。

7つ掛け持ちの人が3つしか掛け持ちしなかった場合、
4人×(7-3)グループ=12グループ消滅。

すべて足すと
12+12+26+15=65グループ。

1グループの持ち時間は10分なので、650分=約11時間位削減されます。

これはすごいです。
1日目と2日目を4時間ずつ削減しても、まだお釣りが来ます。

**ここまで**

実際には掛け持ちしている人同士で組んでいるグループも多数あるはずなので
もう少し削減時間は下がると思います。
こういうグラフが参考になるかも。
the network of teams on Cosquin en Japon 2014

ところでこの話、データ以外のところで、定性的に考えますと、
・40周年だからということで出演したという方
・ルールに従っただけなのに意味不明のモラルを振りかざされて嫌になったという方
・今年は長すぎて疲れた、もう行かないという方
が一定数いると思うので、
来年はほっといても人数は減るんじゃないかなーと思っています。
逆に、「超盛り上がってるイベント!行ってみたい!」と
言って来る新規参入者もいるかもしれませんが。。

ところで、今年、僕が問題かなーと思ったのは、PAの質です。
これこそ課金することで解決するんじゃないでしょうか。
課金してプロを雇えばいいんですよ。
(と部外者は簡単に言ってしまいます。すいません)

| | コメント (5)

「第8回チャランゴの集い」のお知らせ

チャランゴ奏者がたくさん集まる、チャランゴの集いが行われます。
ノーマイクで色んなチャランゴのナマの音を聴ける貴重な機会だと思います。
出演は、一線で活躍するプロ、マニアックな方(たぶん。。)、 ベテラン、若い女性奏者たち、など盛りだくさんです。
日本のチャランゴのいまに興味のある方は行っておいた方がいいでしょう。

日時:2014年10月25日(土)
14:00開場
14:30開演
(17:30終了予定)

場所:ティアラこうとう小ホール(江東区住吉2-28-36、東京メトロ半蔵門線住吉駅A4出口から徒歩4分)

料金:2000円

出演:
TOYO草薙、富谷雅樹、福田大治、石野雅彦、植月佳奈、斎藤征範、鈴木龍、坂尾美帆、荒川美樹子、際田泰弘、YOSHIO、土手暁、恵泉女学園大学チャランゴ部。

| | コメント (0)

2014 コスキン日記

7月中旬
骨折完治宣言(医師)。

7月下旬
メンバー探すも、すでに時遅し。

7月31日23時半頃
申し込み締め切り30分前にメンバー2人で申し込み。

8月半ば
ギターはっけん よかった。

コスキン1日目(10月11日)
鹿児島空港から羽田へ。
東京駅で、「2分後の次は1時間後」と言われ、ダッシュで新幹線に飛び乗る。
福島到着後、カラオケで練習。
川俣行きのバスがないため、駅前のホテルで1泊。

コスキン2日目(10月12日)
昼12時頃にコスキン開場着。
受付で郵便料不足分40円を支払う。(失礼しました)

外でお弁当食べたり、気になるグループの演奏をチェックしたり、自分たちのリハーサルをしたり。
このタイミングでしか会えなかった人がいたんだけど、逃してしまった。
見つけたら即、声を掛ける。これがコスキンの基本だと思った。

僕の出番は比較的早めで、まず4時位の「骨折革命」。
入院生活同様に、衣装はパジャマで、足元はスリッパ。
控室辺りをうろついていたら、地元の女子小学生に
パジャマの人だーとか、骨折きもーいとか笑われた。(-:
終演後、「高い演奏技術と衣装のギャップがすごくてびっくりした」と言われたので、
衣装でハードルを下げることに成功したんだと思う。

続いて、5時位の「西川」。
衣装を黒服に変える。
1曲目「古き時代」で事故。(-:
集中力が足りなかったのか、練習不足なのか、たぶん両方だと思う。
それと、中盤のハンマリングとプリングオフが聞こえず、何してるかわからんかったらしい。
マイキングや挙動にも工夫が必要だったか。深く深く反省。
2曲目「PARTIDA」は、何度もやってる曲であるが、骨折した影響が出てもどかしい演奏。
一部の技術が失われたままで、前のように弾けない。
あとで友人に、「きれいな音だった」と言われて、そうですよね、と思った。(-:
(感想を言う時に、ひとまず音の綺麗さを言っておけば、演奏がナニでも何とかなる)
良かったところを言うならば、ステージに一人で立つことのスリルは楽しめた。

その後、審査会観戦のための席取りやビデオ撮影などを一人で行う。
この時間帯が孤独で、直前の自分の演奏が良くなかったこともあり、結構、しみた。

撮影しながら観た中では、Estudiantina Bolivianaがすごかった。
大人数構成。個々人の練習も積み重ねられているんだろうと思う。密度が濃い。
観客を味方に付けられれば強いし、演奏慣れも感じた。

審査会はYOSHIOさんと観戦しながら、感想戦。

審査会後、ゲストの演奏を聴いた。
僕はここでも一人だった。さらに、空腹が精神を蝕んだ。
9時過ぎにたまらず外に出たら、食べようと思っていたラーメン屋が閉まってた。(-:

コンビニ弁当食べて復活後、知人たちの演奏を聴く。
Radical Andes Conectionが良かった。
安定と統制と自由と混沌とがいいバランスで共存している。

他の友人のグループでは、にやけながら弾いている姿がすごいと思った。
あんなににやけて弾く人は他にはいないと思う。
観ている方も嬉しくなってしまうが、否、あれは、にやけすぎだ。(-:

12時頃宿舎へ。
鹿児島から持ち帰った焼酎を舐めながら、後輩たちと5時頃まで雑談。
孤独の反動か、かなり酔った。

コスキン3日目(10月13日)

後輩グループの演奏を聴く。
技術的には決して上手くないが、いいと思う。
最初からうまい人はいないわけだし、また、最終的に上手くなくてもいいと思う。
…そう言って、なかなかうまくなれない自分を許しているのかもしれない。(-:
僕はもう少し上手くなりたい。

10時15分のバスで川俣を経つ。
ダッシュで新幹線に飛び乗り、14時40分頃帰宅。

総括
いろんな人に久しぶりに会えて楽しかった一方で、
孤独がしみたのが印象的なコスキンでした。(-:
初日から行ければ楽しかったかもしれないし、
骨折がもっと早く治っていれば、また違ったかもしれない。
久しぶりの人に会えたのはとても良かったです。

関係者の方々、ありがとうございました。

補記
今回のコスキンは僕にとって10回目の出演でした。
2011年は出演予定なしで、ただ見学に行ったのですが、そのときのことが
少し思い出されました。
あの年の夏、僕の大切な友人が突然亡くなりました。
それで秋に一人でふらりとコスキンに行って、最後、3日目のビバビバまで居たのですが、
みんなが笑顔で開場を包む輪を作って、幸せそうに回っているのを見て、
僕はたまらなくなって、トイレに逃げました。
今回、通算11回目のコスキンで、それを思い出しました。
僕にとってコスキンは、大切な友人との思い出の場所でもあります。

おまけ
夜中の雑談で話題になった伝説のチャランゴ動画。
偉大なマエストロ、ルイス・サルトールさんのマンボ デル チャランゴ。

凄すぎ。

「マンボー、マンボー、マンボー!」って言うところは、僕、結構上手く真似できます。

| | コメント (0)

20141006 コスキンはもっと課金してもいいと思います

すいません。あまり現状把握していないと思われる部外者の戯言です。

コスキンには課題があると聞きました。
僕が理解するには、以下の2つです。

・出演者の数が多すぎて、連日深夜までかかってしまう。
 (みんな疲れるので時間を短縮したい)
・1人が多くのグループにエントリーし、ろくに練習もしていないのがたくさん出てる。
 (演奏会のクオリティを上げたい)

とてもシンプルな解決策があります。

「出演者は、出演するグループの分だけ出演料を払う。」

ごくごく自然ですよね。

現状の出演料は安すぎです。
現状、3グループまでは一律2000円、4つ目から1000円ずつ加算です。
(*10/7 5:54 訂正します。出演料を3000円としていましたが、正しくは2000円でした。
今年は40周年で記念品があるため、今年だけ3000円とのことでした。すいません。)

僕は、1グループ出演するごとに2000円取っていいと思います。
1つだけ出る人は2000円、5つ出る人は10000円です。
出た分だけ払うということで、全く正当ではないでしょうか。
(グループでどうしても足りない楽器があり、掛け持ちをする必要がある場合は
 グループのみんなでそのパートの分を分担しましょう)

たぶんこうすると2つの課題が解決されるだけでなく、
少しは収入が増えるだろうと思います。
そして、そのお金を何に遣うか。

たとえば、海外の奏者を呼ぶために遣う。
いいですねー。
1年ではムリでも数年分貯めて、ホルヘ・ミルチベルグを呼んだりしませんか。
ホルヘ・ミルチベルグ。Los Incasのリーダーです。観たいです。
たぶん誰もが納得するのではないでしょうか。
(個人的にまずはフレディ・トレアルバを呼ぶところですが。笑)

ちなみにホルヘ・ミルチベルグはチャランゴの人です。

もしくは、公式ネット中継を始めるのもいいかもしれません。
放送機材とルーターなどを購入して、全世界に生中継しましょう。
このコンテンツは南米などでもそれなりにウケるはずです。
僕の知る範囲では、チリに住んでいる人もコスキン・エン・ハポンを知っていました。
折角なので、世界とのつながりを深めましょう。

一方で、現実的に不足しているものに充てた方がいいかもしれません。
運営にかかる費用は足りているのでしょうか。
例えば、マイク係は学生のボランティアで、深夜まで続く過酷な労働だと聞きます。
これをバイト制にするときっと不満も減りますよね。
でも、それやってしまうと、マイク係以外のボランティアの方から
不満が出てしまうのかもしれませんね。
なので、時間短縮するので許してくださいというところが着地点でしょうか。

というわけで、
「出演者は、出演するグループの分だけ出演料を払う。」
来年からはこれでよいのではないかと思います。

余談ですが、ホルヘ・ミルチベルグいいですよね。
Cronopios

Milonga trunca - Cancion de cuna

たまらんち。

だれかチェロ弾いてくれ!
僕はバリトンチャランゴを弾くから!

| | コメント (3)

コスキン 2014 でます。

11日の夜に福島市到着予定。
12日の朝から川俣に入る予定です。

出演グループは以下の2つです。(両方2日目)

・骨折革命
・西川

現時点で、「お聞き下さい」と言えるか微妙なのですが(-:
これから聴いて貰えるレベルになるように頑張ります。
とくに「西川」の方は、単品でのご提供なので、ヒヤヒヤしてます。
怪我をした腕の調子もまだ完全とは言い難い。
とにかく、いかに集中するか。今からスリル味わってます。
それより何より夕方早々に終了するので、そのあとの時間をどう過ごすか。
楽しみです。

僕は今回で10回目のコスキン演奏になります。
来年は出られるか分からないという気持ちで、楽しく遊びに行きたいと思います。
(出演したのは、2000〜2007年、2012年、2014年)

今回持っていくチャランゴは、まだ少し迷っているのですが、
Carlos Quispe Torrez 2013にしようかと考えています。
Freddy Torrealbaさんと同じモデルの楽器で、音も非常にフレディに近いです。
おまけにGPSを内蔵しているから盗まれても大丈夫。(嘘です)

IMG_3837

余談ですが、YouTube経由でSoundCloudアカウントにメッセージをくれた人が
チリ人だったのですが、コスキン・エン・ハポンの存在を知っていました。
アルゼンチンの方のコスキンに代表を送っているから知っているとのことでした。
やーすごい。チリですよ。

さらに余談ですが、最近ようやく、スペイン語の勉強習慣が出来ました。
何と4日連続で勉強しています。(3日坊主を卒業しました)
通勤電車でiPhoneアプリを立ち上げて、NHKのラジオ講座。
この手があったかという感じです。
勉強など面倒くさいことは習慣化して、気合を入れないようにしてしまうといいのですが、
いい感じで習慣化できたような気がしています。
まだ4日目なのに書いてしまった。
このまま続くといいな。(-:

| | コメント (0)

« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »