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2015年7月

150726 少し前に、チャランゴ買いました

2台。

1台は、アルゼンチンのPablo Richterさんに弦長約450mmのモノを注文した。
チューニングは解放でEm。
ボディとネックが別のパーツで、ネックも5つのパーツを組み合わせて作ってある。
かの国ではこのサイズでこのチューニングのものをRonrocoと呼ぶらしく、
それ用の弦のセットも市販されている。

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僕がPabloさんに初めてチャランゴを頼んだのは2005年。
ネットで見つけて、メールして値段聞いたら安かったので試しに買ったら
ものすごいものが来た。ネックが5つのパーツを合わせて作ってある。
レスポンスがとてもいい。音質もボリビアのものとは別の系統。
胴体が滑りやすいという弱点があることと、
いま僕のやりたい音楽をやるには音質が向かないのでメインでは使っていないけれど、
お宝だと思ってる。
これに合う曲をやるときには積極的に使いたい。

そして、これまたたまたまネットで彼作のロンロコを演奏している動画を見たのが2007年。
その動画に衝撃を受けすぐに連絡を取った。
これがかなり神秘的な音がする楽器で、なんなんだコレはと思っていた。
今回買ったのは同じロンロコなんだけど、材質を変えて注文した。
昨年の11月29日に注文して、4月30日に届いた。
当初、45日くらいで送ると言っていたのであまりにも遅すぎるけど、
これまでの経験から、まあそういうものだと思っていたので全然焦らなかった。
っていうより、むしろ諦めに近かった。
音は予想とだいたい同じで、柔らかい感じ。
事前にストラップを付けるピンを取り付けてねとお願いして、「ok!!!!!」と威勢のいい返事を
もらっていたのだが、完全に忘れ去られていた。(-:
まあそこはなんとでもなる。
少し困ったのは、円安と、アルゼンチンのインフレ。
ドルベースで7年前に比べて1.5倍以上になってた。
(インフレでなくて、作者のブランド力アップなのかもしれないけど、たぶんインフレ)

ちなみに、ボリビアでロンロコというともう少し弦長が長い
Amチューニングの楽器のことを指すようだ。
また、ボリビアでバリトンチャランゴを注文したら、チューニングはEmだけど
弦長がだいたい42cmくらいのものが送られてきた。
これは弦が緩めで、別名チャランゴン。怪獣みたいな名前だ。

最近買った2つ目のチャランゴは、昨年亡くなったリーバスさんが
作成したアルマジロチャランゴ。5月の末に入手した。
Facebookの知人の投稿で、なんとブックオフに売られているとのこと。
行ってみたら、他にBACAさんのチャランゴやら、合計4台もあり、
これは誰かのコレクションがまとめて出されたんだろうなーと思った。
触ってみると、さすがに古めの楽器ではあったが、
音はよく聴くアルマジロの音がするし、操作性も全然問題がない。値段は4万円台。
前にこれと同じチャランゴがヤフオクで出た時に
7万円を越えていたことを思い出し、これは買いだと判断。
いい買い物をした。

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というわけで、手持ちチャランゴが増えた。

なんでそんなに持っているの?と聞かれることあるけど、
いい音を知るために必要なことだと思うんですよ、と言うことにしてる。(-:
材質による音の違いとか、実際に触らないと分かんないし。

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150725 オーディオの更新を考えている

先日、あるギタリストの方のお家にお邪魔させてもらった。

自作のスピーカの音を聴かせてもらったんだけど、
チャランゴの音がリアルで、ちゃんと木が鳴っているように聴こえる。
メルセデス・ソーサの声が太く、より柔らかく、抜けがいい。
うちのとはぜんぜん違うなー。

それで自分のうちのオーディオ周りもよくしたいなと考え始めた。

うちの環境は2つ。

1つ目は20歳の夏休みをバイト代に変えて買ったBOSEのシステム。
当時10万円位のAMS-1IIというやつで、10年以上使っていたんだけど
CDトレイが動かなくなり、BOSEに修理依頼したら部品がないとのこと。
代わりに後継機種のAMS-1ivと交換でいかが?有償だけど。と提案され、
CD部分とアンプを交換。いまはそれを使っている。(スピーカは継続使用)
これをテレビに繋いで、ビデオを見るときもここから音を出している。
ずっと使っているので、僕の中ではこの音が基準になっていると思う。

2つ目はmacを使ったシステム。
Mac miniにFireface UCXというUSBオーディオインターフェースをつなげて、
YAMAHAのパワードスピーカーMSP5で聴いている。
これが予想よりずっとよくて、BOSEのシステムよりもしっかり聴こえる感じ。
このシステムの大きなメリットは、自分のライブラリ全部がmacに入っているので
CDの入れ替えが必要ないところだ。
CDは入れ替えが大変っていうより、目的のものを探すことの方が手間だ。(-:
気に入っているCDは可逆圧縮で入れてあるので、音質的にも問題はない。

僕のいまの状況から、より良い音を手間なく聴くにはどうすればいいか。
その答えとしては、アンプとスピーカを新調することなんだと思う。
Mac mini → Fireface UCX → アンプ(新調) → スピーカ(新調)
この方向がたぶん正しい。

で、ですよ。

どのアンプとスピーカがいいのか。
そこが問題で。
スピーカを、かるーくネットで検索すると、2,000,000円とか出てくるわけですよ。
カメラの比ではないですね。
簡単にいうと、狂ってる。(-:
しかも、カメラ(っていうか主にレンズ)の場合はアウトプットが画像なのでネットで
比較できるけど、スピーカとアンプは液晶画面で見ても、それがどうなのかが分からない。
お店に行って視聴しないとなー。なるべく安くて、好きな音を探そう。

ちなみに、ギタリストの方の使用スピーカは「自作」のようで、
EQとも組み合わせることで割と安価でいい音にたどり着けるみたい。
工作は好きで興味はあるのだけど、時間があるかどうかが問題。

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150723 秋の演奏会へのメモ

とりま、進捗報告。

今年のコスキン、出るかどうか考えているんだけど
出るとしたら、バリトンチャランゴソロかギターとチャランゴのduoなんですよ。
グループにはあまり誘われないんで。(-:

バリトンソロをやるとしたら、候補曲は3曲あって、
候補1:進捗 40% 難易度☆3
候補2:進捗 20% 難易度☆4
候補3:進捗 10% 難易度☆2

duoやるとしても候補3つで
候補4:進捗 90% 難易度☆4
候補5:進捗 75% 難易度☆5
候補6:進捗 60% 難易度☆4
ってとこ。
(あとでこれ見たら、何がどの曲かわかんなくなりそう)

問題の1つは、練習時間が取れるか、なんですよ。

バリトンソロは候補2をやりたいんだけど、音取りがしんどい。
ホルヘ・ミルチベルグのあれなんだけど、尺が長いし、
二人で弾いてるのかねと思えるところとか、音取りから時間がかかりそうで
間に合うのかなーと。
残りの2つはたぶん簡単なので、間に合うと思うんだけど、
本当にやりたいのかというと、やはり候補2には敵わない。
2つともきれいな曲なんだけど、1曲はドロドロした曲やりたいじゃないですか。(-:

Duoの方は、曲は難しいけど、進捗いいので、練習時間そんなにかけなくても
弾けるようにはなりそう。
でも全部速い曲なので、ギター探すのが大変。
知人ギターの1人にはとっくの昔に敬遠されたし、
他を探すのは締め切り間際のこの時期、どうなんだろう。
BPM150くらいのカルナバルなんて楽だぜっていう人を探したいんだけど
既に時遅しのような気がする。

というわけで今年はコスキンで演奏しないかも。
来年のチャランゴの集いに備えるかなー。

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