150726 少し前に、チャランゴ買いました
2台。
1台は、アルゼンチンのPablo Richterさんに弦長約450mmのモノを注文した。
チューニングは解放でEm。
ボディとネックが別のパーツで、ネックも5つのパーツを組み合わせて作ってある。
かの国ではこのサイズでこのチューニングのものをRonrocoと呼ぶらしく、
それ用の弦のセットも市販されている。
僕がPabloさんに初めてチャランゴを頼んだのは2005年。
ネットで見つけて、メールして値段聞いたら安かったので試しに買ったら
ものすごいものが来た。ネックが5つのパーツを合わせて作ってある。
レスポンスがとてもいい。音質もボリビアのものとは別の系統。
胴体が滑りやすいという弱点があることと、
いま僕のやりたい音楽をやるには音質が向かないのでメインでは使っていないけれど、
お宝だと思ってる。
これに合う曲をやるときには積極的に使いたい。
そして、これまたたまたまネットで彼作のロンロコを演奏している動画を見たのが2007年。
その動画に衝撃を受けすぐに連絡を取った。
これがかなり神秘的な音がする楽器で、なんなんだコレはと思っていた。
今回買ったのは同じロンロコなんだけど、材質を変えて注文した。
昨年の11月29日に注文して、4月30日に届いた。
当初、45日くらいで送ると言っていたのであまりにも遅すぎるけど、
これまでの経験から、まあそういうものだと思っていたので全然焦らなかった。
っていうより、むしろ諦めに近かった。
音は予想とだいたい同じで、柔らかい感じ。
事前にストラップを付けるピンを取り付けてねとお願いして、「ok!!!!!」と威勢のいい返事を
もらっていたのだが、完全に忘れ去られていた。(-:
まあそこはなんとでもなる。
少し困ったのは、円安と、アルゼンチンのインフレ。
ドルベースで7年前に比べて1.5倍以上になってた。
(インフレでなくて、作者のブランド力アップなのかもしれないけど、たぶんインフレ)
ちなみに、ボリビアでロンロコというともう少し弦長が長い
Amチューニングの楽器のことを指すようだ。
また、ボリビアでバリトンチャランゴを注文したら、チューニングはEmだけど
弦長がだいたい42cmくらいのものが送られてきた。
これは弦が緩めで、別名チャランゴン。怪獣みたいな名前だ。
最近買った2つ目のチャランゴは、昨年亡くなったリーバスさんが
作成したアルマジロチャランゴ。5月の末に入手した。
Facebookの知人の投稿で、なんとブックオフに売られているとのこと。
行ってみたら、他にBACAさんのチャランゴやら、合計4台もあり、
これは誰かのコレクションがまとめて出されたんだろうなーと思った。
触ってみると、さすがに古めの楽器ではあったが、
音はよく聴くアルマジロの音がするし、操作性も全然問題がない。値段は4万円台。
前にこれと同じチャランゴがヤフオクで出た時に
7万円を越えていたことを思い出し、これは買いだと判断。
いい買い物をした。
というわけで、手持ちチャランゴが増えた。
なんでそんなに持っているの?と聞かれることあるけど、
いい音を知るために必要なことだと思うんですよ、と言うことにしてる。(-:
材質による音の違いとか、実際に触らないと分かんないし。