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2015 コスキン(セキュリティ担当と企画担当のチャランゴ+ギター動画と僕の日記)

コスキン行ってきました。

今年は「セキュリティ担当と企画担当」というリアルなグループ名をした
チャランゴとギターのデュオでの参加です。

出来上がりがこちら。
カメラの露出設定を誤っていて白飛びしてます。
限定公開だったのを公開に設定変更しました。

Los Alaracos

LIBERTANGO

もうちょっと落ち着いてゆっくり弾いて良かったし、
ミスが痛いところだけど、これが現状。リアリティ。
少しの工夫で良くなるところもあると思うので今回の反省を活かして
次回、工夫したいです。

======以下、僕の日記======

10月11日朝、東京まで特急、そこから新幹線で福島へ。
駅前からバスで川俣へ。
コスキン・エン・ハポン。15年目、11回目の出演。
(2000年から出てるから、正確には16年目か)

今回、ソロで出るか、それとも出演自体しないかでギリギリまで
迷っていました。
ソロなら、ホルヘ・ミルチベルグ(★)の曲をやりたい。
でも、コスキン本番までに音が聞き分けられるかわかんないし、
仮に聞き分けられても、実は2人じゃないと演奏できませんだったらアウトだし、
そもそも練習時間が足りるのかなどと悩んでいました。
手持ちの曲を出しても面白くないし。
(★:世界的な超有名グループ、LOS INCASのリーダー。おじいさん。
 作曲家でありチャランゴ弾き。元ピアニストでもあるらしい。
 チャランゴ弾きが考える「あんなハゲになりたい」筆頭。
 ちなみに次点はフレディ・トレアルバ、サウル・カジェーハスの両氏)

締め切り直前に欠場を決めて宣言したところ、ギター発見、
duoで参加することになり、急いで曲決め。
1曲は僕が少し練習していた曲(アララコス・トレアルバver)にしようと。
もう1曲は、リベルタンゴが提案さるる。
すでに多くのチャランゴ弾きがサウル・カジェーハスverのリベルタンゴを
演奏してきたので、その時点で僕は乗り気ではない。
ところが、提出されたのは、Rodrigo y Gabrielaのバージョン。
えー、ロドガブはギターデュオだし、Rodrigoのギターはできないよ。
しかし、Rodrigo y Gabrielaは好きなグループである。
ギターをチャランゴに変えてはどうかと曲を聴いてみて、
一番難しそうな箇所をチャランゴでやってみたら、行けそう。
やりましょう。
それで実際にやってみたら、実は他の箇所がもっと難しいことに気づくパターンだった。(-:
おまけに練習に費やせる時間が想定より少ない。
アララコスもわかってたけど難しく、結局当日会場入りしてからも
ギリギリまで練習していて、楽しみの一つである代表選考会も観られませんでした。

で、出来上がりは上記の通りなのですが、
これはどうすれば改善されるのでしょうか。
根本的なところでは、練習時間の確保。(-:
これが一番大切で、大変かもしれません。
あとは、たぶん舞台袖での準備が、とても大事なのではないかと考えています。
身体を暖めないと速い曲が弾けない。でも走ってしまってはいけない。
心は落ち着いていて、でも身体は暖かい、そういう状態に持っていくこと。
これを具体的にどうやって実現するか。うーん。
あと、技術的な方面での改善すべき点ももちろんありますが、
それも時間に集約される気がします。

あとは、指にクリームを塗って滑りを良くしようとしましたのですが、
これは滑りすぎてしまって、少し焦り、逆効果だったかもしれません。
逆に、ちょっと切りすぎてしまった爪を出演直前に諦め、短く切り、
つけ爪に変更したのは良い判断だったと思います。
(オーダーメイドの良いつけ爪があります。オススメ!)
さっき動画見てストラップの掛け方がいつもと違うと気付きました。
これが違和感だったのか。そこに気がつかないなんて、余裕なかったんだなぁ。。

今回、練習していて技術的な発見が多く得られました。
詳しくは割愛しますが、適度な難易度の曲をやると発見があって楽しいです。

コスキンは多くの友人との再開の場でもあり、
今回も大勢の人に久しぶりに会うことができました。
それぞれ話ができたのはごく僅かな時間で、お酒も飲めていませんけれど
こういう機会はすごく貴重。

友達だけじゃなくて、適当に会場に入って聴いていると、
この日のために練習を積んできたと思われる
エネルギーにあふれた良い演奏が聴けることがあります。それも楽しい。

そういえば、今回の我々の出演順は、
審査発表→ゲスト→ゲスト→元日本代表TAKUYA&YOSHIO
→ギターの笹久保伸さんのお父さんと審査会にも出た清水さんのDUO
→セキュリティ担当と企画担当(我々)
→ケーナのYOSHIOさん率いるRADICAL ANDES CONECTION

という順で、おそらくコアな聴衆が会場に残る中での演奏。
これはやりがいがありました。(まあ結果はおいといて)
なお、笹久保さんのお父さんと清水さんとは舞台袖で少しお話させて頂き楽しかったです。

そういえば、日本代表の審査発表をすごく久しぶりに聞いたのですが
審査基準として、3つ挙げられていました。
テクニック、音楽性、マナー。だそうです。
毎年言っていることなのかもしれませんが、僕は初耳でした。
そうか、そういうことだったのか、マナー。
マナー、大事ですよね。
これで来年からは紳士や淑女が集って参加する審査会になりそうですね。(違うか)
ステージに登壇する際は、ステージ上の雪山に最敬礼をしないとならないとか。
椅子に座る前に御辞儀をするとか。
チャフを投げてはいけないとか。
ナイフは右手、フォークは左手とか。
…考えていて、いかに自分がマナーに疎いかが分かってきました。。

演奏後、朝からの疲れが溜まっていたので最後まで待たずに帰ろうという段になり、
タクシーを呼んだのですが、かなり待たなければなりませんでした。
その際、宿舎まで車で送っていただいた方には、本当に感謝です。
大変ありがとうございました。と同時に申し訳なかったです。

あと、今回から導入されたシステムがとても良かったですね。
進行状況をその場ですぐに知ることができるのは画期的です。
どれくらいアクセスあったんでしょうか。

それと今さっき気がついたのですが、僕、大学の後輩の演奏を
何一つとして見ていないかもしれない。それにまともに話もしてないかも。
こんなコスキン初めてかも。なんてことでしょう。
いや、「唐戸ハーレム」に後輩が出ているのは確認したな。
でもそれだけだ。
そういえば今の現役生ってあまり知らないなぁ。
まぁこちらから干渉すべきことでもないし、いいか。

あ、あと知り合いの各グループの演奏も少し聞きましたが
忙しくて練習時間取れないんだなーと思ったところや
逆に油が乗ってきて安心して聞いてられるなーと思ったところとか
いろいろでした。批評などする気力はナッシングです。

書いていくとただ長くなるだけで、まとまりがないのですが、
全体としていつもどおり良いコスキンになりました。
関係者の方々に感謝です。

たぶんまた次回、お会いしましょう。

おまけ
宿舎の部屋に貼ってあった紙。
セキュリティー担当様。(-:

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