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2017年2月

170223-25 の日記

0223
サイバーセキュリティセミナーの講師になった。
サイバーセキュリティについては関心が高いようで、平日の夜の講座にしては異例の人数らしい。
どういったレベルの人が集まるのか分からず、どんな内容にするかかなり迷ったが、
基本的でありかつ家ですぐ実行できる内容を交えて話をした。
適当に見たアンケートによるとだいたい満足していただけたらしい。
いい経験になった。

0224
国立駅で降りると、改札前で村上春樹の小説が売られていた。
もともと買う予定はなかったけれど、結局はどこかで買うことになるだろーなと思い購入。
しかし、前作は入院中の暇な時に手元にあったにも関わらず
最初の10頁くらいで止まったので、読み切れるのかは不明。
それ以外の作品はたぶん全部読んでいるのだけれど。
彼の小説で好きなのは、ダンス・ダンス・ダンス、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド、
ノルウェイの森、1Q84、かなー。
村上春樹の小説のどこがいいのかについて考えると、
やはり出て来る女性が魅力的で、前作はそういう要素が希薄そうだったため読めなかったのではないか。
でも、女性のあまり出てこない、走ることについて語るときに僕の語ること、や、
職業としての小説家、も好きだな。
などと適当な思考をしつつ、バスターミナルを通過しようとすると、
ここの景色に見覚えがあることに気がついた。
たぶん、このさき少し歩くと大戸屋がある、やはりあった。この駅だったのか。
この大戸屋で、事実をうまく受け止められないまま、友人と食事をした。あれからもう何年経つのだろう。
震災の年だったから、2011年、もう6年も経つのか。
彼女がまだ生きていたら、今頃どんな顔をして、どんな生活を送っていたのだろうか。

居酒屋に着き、ケーナ奏者の方とギター奏者の方と会談。
現在の日本ケーナ業界はみんなキャラが立っていて面白い、とか、
チャランゴのあの女性は上松美香になり得た、とか、お互いの適当な認識を確かめた。
4月に仙台で行われる春のチャランゴフェスティバルに行くべきかどうかについて、
最近僕のチャランゴが壊れてしまって、チャランゴへのモチベーションがなくなっていたのだけど、
少し強引にでも行くべきなのかもしれないと思った。
締切は本日(2/26)。でも、もう少し考えよう。

0225
家庭内で「わるもの」としての勤めを終え、新宿に向かう。
今日はチャランゴのバイヤーなのである。
以前にカスタムオーダーしたAchaを、知人に譲渡した。
大阪でのライブや、コスキンでも使った思い入れのある楽器なのだけれど、
所有チャランゴが多すぎて、あまり触ってあげられない僕のところにあるよりは
誰か触ってくれる人のところにいた方がいいのだろう。
僕の部屋のスペースも多少広くなるし。
その後、東急ハンズでストラップの材料を購入。
さて、針と糸がうまく使えるか。

その後、大学の学部の同期の集まりに。
僕が東京に戻って来たからと、歓迎会を開いてくれた。ありがたい。
メンバーのなかには、+30kg、40kgというのがいて、苦労しているなと。
こうやって集まるのは10年ぶりくらいなのではないか、と思ったけれど、
個別に最近会った人もいて、そんな久しぶりだとは感じなかった。
二次会で行った、カツオを食べさせる店が完璧な満足度で、
この夜だけで1キロは増量したのではないかと思う。美味しかった。また行きたい。

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170221 ラパスの楽器屋で騙されたというコメント等について

先日、当ブログコメント欄に「ラパスの楽器店で日本人に騙された」というような書き込みがありました。
日本人の実名が記載された投稿であり、裏が取れない情報であったため、先程削除しました。
ちなみに、名前の挙がった日本人は、僕が少し知っている方でした。

また、少し前のことですが、Twitterで、
「チャランゴをネットで注文したが1年近く届かない、仲介の日本人に連絡しても何も進まない」
というような書き込みも見かけました。
たぶんこの方のツイートだったなーという方は覚えているのですが、
過去のツイートを削除される方のようで、詳細について確認できていません。

以上、現地に住む日本人に係るトラブルを2件検知したところです。
実態を知りたいところですね。

何かそういう情報がありましたら、
siroianagura@gmail.com まで送っていただけたら、僕の暇な時間と
「か細い」ネットワークを使って調査ができるかもしれません。

現在のところの僕の見解としては、

1.楽器店で騙されたについては
高いマージン払わされたという話であれば、詐欺かどうかは知りませんが
売る側は接客を含め、買った人が不満に思わない程度に上手くやってほしいなーと思います。
もし、楽器を買う契約をしたけれど届かなかった、という話でしたら犯罪ですね。

2.ネットで注文したが届かないについては
犯罪の匂いがしますが、とりあえず、その日本人にまずはしっかりと警告をすることが大切なのかなーと思います。
これから買う予定の方は、ちゃんとしたショップなのかどうか、気をつけてください。
なんなら僕が注文したことのある、信頼できる人・お店をご紹介できますのでご連絡ください。

というところでしょうか。

こちらからは以上です。

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170204 ケーナ奏者、YOSHIOさんの30周年ライブに行った

凄い濃い。
叩かれ続けた演奏人生をこのような形で昇華している人は
非常に珍しいのではないだろうか。30年も続けて記念コンサートを開く。
30周年でなくて、30執念ですね、ほんと。

近年の活躍を集約したようなライブだったけれど、
改めて思ったのは、YOSHIOさんはMCが抜群に上手い。
元々持っていた語彙力がすごいのもあるだろうし、これまでの音楽経験から得た専門知識もすごい。
さらには年間70本のライブ経験の賜物なのだろうか。
自虐的な分析にもとづいて生まれてくる言葉の数々が笑いを誘う。

そしてやはり「持っている人」だなーと思った。
演奏中にタンバリンが飛ぶような奇跡が起こる。
(タンバリンの釘で)肉体を削るような魂の演奏。
ナマのスリルがたまらない、行って良かったなーと思えるライブだった。

僕は頼まれたわけでもなく、当日開場前に口頭でビデオ撮影の許可を貰い、
最後列で撮影させてもらった。
そして本日、編集を終えて、Blu-rayとDVDを作成した。
編集は迷うことなく、映像と別録りした音声を合わせるだけ。
字幕をつけたり、音量を調整したり、そういったことは一切要らないと思った。
そのままが一番。
というか、編集したところで、すべてYOSHIOさんの執念のちからに負ける気がした。

素晴らしいライブでした。
執念、おめでとうございました。

——
以下、他人様にはどうでもいいこと。

ライブの中盤、動画撮影中に、カメラの液晶モニターの見慣れない場所に数字が現れた。
32、31、30。
少しずつ減っている。これは何を意味するのだろう。
もしかして、カードの容量が足りない?
いや、このカードは128Gの容量を誇るもので、
出かける前に余分なデータはパソコンで削った、十分に余裕があるはずだ。
3、2、1、0。
しばらくの沈黙の後、画面が切り替わった。
カードがいっぱいです。フォーマットしてください。
そんな意味の日本語が現れたが、フォーマットできるわけがない。
さっきまでの演奏が全て消えてしまう。
急いでカバンを漁り、予備のSDカードを探り出し、交換する。
録画ボタンを押す。
このカードは使えませんの表示。
おいおい。(-:
メニューボタンを押し、フォーマットの指示を出す。
再度、録画ボタン。録画が開始された。
やれやれ。
しかし、このカードはたった8Gしかない。最後まで持たないぞ。
iPhoneでCANONのホームページを検索し、8Gでは30分くらいしか持たないことを確認。
選択肢は2つあった。
1.カードの容量が切れたらそこからはiPhoneで撮影する。
2.ビックカメラに買いに行く。
5秒考えて、2番を選択。
僕がいない間に三脚が倒れないか少し心配だったけれど、これまでの経験から多分大丈夫。
そしてこの会場は、幸いにもエスカレータを2つ下ると、ビックカメラなのだ。
しかもたまたまカメラコーナーを見学してから来たから、カードの売り場はだいたい分かっていた。
背を低くし、演奏中の会場を後にし、エスカレータを走り抜け、32Gのカードを選び、レジへ向かう。
値段は3000円ちょっと。待てよ、と思い返す。
あの、64Gのカードっていくらですか?
4000円ちょっとだった。
64Gのカードを購入し、ダッシュでホールに戻り、身をかがめながら席に戻る。
舞台では変わらずYOSHIO QUENA EXPERIENCEが25分間の耐久フリーセッションを続けていた。
グループ転換の際にカードを交換。これで安心。
あー、楽しかった。良かった良かった。きららホール、最高の会場でした。
撮影を頼まれたわけではないので、セーフ、ということにさせてください。
(予備のカードに替える間の約2分程度、真っ暗闇ですが、音は別録りなのでバッチリです)

——
以下、他人様にはどうでもいいし、ライブにすら関係ないこと。

パソコン買い替えたい。
8年前のデスクトップがそろそろ我慢の限界。
USB3.0に対応していないので動画の読み取りが遅いし、
CPUが古いので動画のエンコードに軽々と一日が消費される。
Windowsはもういいかなーと思いつつ、高容量の動画編集に耐えるMacは限られている。
MacProは高い、iMacは必要ないディスプレイがついてくる。
じゃあやはりWindowsかなと渋々調べると、常用している動画編集ソフトPremire Pro CS6が
Windows10に対応していないらしい。本当ですかー。
動画編集ソフトも調べて、一緒に買わないといけないのか。それは面倒だ。
どうするかなー。
レコーダーで録った音声と簡単に同期が取れて、Blu-rayやYouTube用の動画作成可能、
というやつならなんでもいいんだけど、おすすめありませんか?
でもやっぱりMacなのかなー。それか今のが壊れるまで我慢するか。悩ましい。

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170120-21 おかえり

金曜日は仕事を定時で切り上げて、大学時代の寮の友人たちと飲んだ。
寮の同期の一人が海外に一年間留学し、最近帰ってきたので久しぶりにと集まった。
遠く中国地方に赴任している友人も、この日に合わせてやってきた。
彼は最近、百名山に目覚めたそうで、前日は山小屋に宿泊、本日下山してきた。
山頂はかなりの雪が積もっていたそうだ。
雪山に登るなんて、よくやるなぁと思う。
もう一人登山靴を履いてきたのがいて、翌日には二人で別の山に登る計画らしい。
簡単な山だと誘われたけど、寒いのが苦手なのでお断りした。

留学から帰ってきた彼の話は、僕の住んでいる世界とはかなり異なったものだった。
留学先は世界のエリートが集まったところであり、卒業したら
グローバルなSNSの役員クラスのオファーが来たという話だ。
住んでいる世界が違う。
この日集まったのは、みんな僕よりも大きな企業で働き、
僕よりもスケールの大きそうな仕事をしている。
世界的な巨大企業で英語を使って仕事しているやつ、
毎日のようにテレビに出ているやつ、日本を代表するブラック企業に勤めるやつ。
一人、海外出張が入って今日来られなくなったやつもいる。
みんな給料はかなり良いはずだ。

彼らに比べると、僕はとてもローカルな生活をしている。
地方にある大きくない会社で、基本的には社内に向けた仕事をしている。
給料も彼らより少ないだろう。
でも、だからなんだという話で、僕はわりと満足した生活を送っている。
そう思うことにしている、という方が正確なのかもしれないけど。

飲み屋を出て、大学の庭で少し飲んで、寮に行ったら入れないと断られた。
仕方がないので寮の庭で飲んだ。さすがに寒かった。
その後、思い出のラーメンらすたを食べて、タクシーに少し並んで、
あまりの進まなさに諦めて、漫画喫茶で朝を待った。

土曜日は頭が痛かったので昼寝した。
夕方、大学のサークル同期の企画した新年会へ、高円寺に行った。
僕が東京に引っ越したということを知っていて、いろいろな人が「おかえり」と声をかけてくれる。
とてもうれしく思ったけれど、僕は山梨出身なのに、何だかおかしい感じがした。
しかし東京のほうが友達が多いんだな。
前よりいろいろ活動できそうだ。

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