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170305 植松さんの講演会を聞き、X JAPANのイギリス講演を観るなど

ファイナルファンタジーというゲームの音楽を担当した植松伸夫さんが
講演会をやると知り、青山のNHK文化センターに行ってきた。
13時半スタートのところ、12時45分頃に着くとまだ誰もいない。一番乗りだ。
センター最前列をゲットできた。

1時間半の話で、幼稚園時代からこれまでの経緯を話された。
僕はできるだけ全部メモしようとペンを走らせ、ノートはA4で6ページ分にもなった。
終了後のサイン会にもちゃっかり参加して、少し言葉を交わしてみたり。
ミーハーだ。面白かった。
講演の内容には概ね満足したけれど、この曲はこうやって作った、
というような話をもっとして欲しかったな。

その後、録音機材を買いに渋谷へ行った。
専用ルームでマイクプリアンプを試させてもらった。
いつも持ち歩いているMacbookから、家にあるオーディオインターフェース、
マイク、チャランゴ、ひと通り持参して、目当てのマイクプリアンプを経由させ、
いつものソフトに録音してみる。
高音域が自然な感じになって、チャランゴの音がより好ましくなった印象だ。
オーディオインターフェースに付いているマイクプリよりも断然、好きな音だと思う。
少し高かったけれど購入した。好きなことには投資をしなければ。

その後、マカロン、なるものを買いにデパートへ。
どら焼きと似たような形をしているが、圧倒的に軽く、
絶望的に小さいお菓子であるが、価格はなんと3倍もするという。
なんて事だ。
あるアニメで「キュアマカロン」なるキャラクターが出たとかで
買ってこいとの使命を受けたのだけれど、高くて引いた。
子供向けのくせに、大人に大金を払わせる。罪なアニメだ。
「キュアどら焼き」程度であれば歓迎するのであるが。
(でもマカロン食べたらうまかった)

家に帰って、録画したX JAPANのイギリス講演を見ているけれど、
大勢のロンドン人が日本語で「紅」を合唱している姿を見て、
「僕は間違えていなかった」などと思ったが、
冷静に考えると、間違えていなかったのはYOSHIKIだなと思った。
まーとにかく、感動している。
X JAPANは曲自体の素晴らしさは言うまでもないが、
ライブパフォーマンスがずば抜けて素晴らしい。
植松さんも言っていたけど、ライブには芸能人的な要素が多い。
パフォーマンスが重視される。
僕がそれをやりたいか、と改めて思うと、そうでもないなと思うのであった。
やっぱりしばらく、引きこもろう。

ところで、トレント・レズナーが興味深いことを言っている。

ナイン・インチ・ネイルズが広く知られるようになるずっと前から、出来る限り音楽を作る時に自分自身に正直であろうとする姿こそがバンドのあるべき姿だと気付いた。そこには常に自分への問いかけや、不快な感情との葛藤が伴う。そうすることで、曲が支配力を有することを学んだ。幾つもの感情を掻き集め、頭の中から取り出すことで自分の気分を和らげる何かに変えていった時、そこには真実が存在しているから、人が曲に反応してくれることに気がついたんだ。同じような支配を今も信じている。自分がリリースした過去のカタログを振り返ってみると、その当時の自分のベストを尽くし、自分自身に正直であったと心から思う。今は昔とは違う挑戦に挑んでいるだけだ。

トレント・レズナーが指摘する、音楽シーンの問題点「有害な状況だ」 | All Digital Music

僕も自分が好きなものを、誰の目も気にせずにやりたいなと思う。
それをやるのはやっぱり、趣味、だな。
少なくとも僕にとっては。
(記事中、Gustavo Santaolallaとレコーディングしているというのは初めて知って、驚いた)

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