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2020年9月

20200926 チリのカリスマ(日記)

フレディ・トレアルバさんから誕生日のお祝いメッセージが来て驚いた。
僕はスペイン語がよくわからないので慎重にお礼のメッセージを返すと、
そこから少しのやり取りが続き、脈絡なくビデオのリンクが送られてきた。
クリックして確認するとビクトル・ハラについてのライブ放送のようだ。
ビクトル・ハラの写真が常に映されており、彼についての話がされていることがわかる。
しばらく観続けると、トレアルバ氏が登場し、リモート共演スタイルで彼と大勢のギタリストやヴァイオリニストなどとビクトル・ハラの曲La Partidaを演奏した。なかなか壮大でよかった。
演奏が終わった後、パルティーダ良かったですとメッセージを送ると、

「ありがとう、(中略)🤫 しかし、これの核心は賛辞であり、その観点から私は幸せです」

というような返事を貰った。
中略の部分にはナイショマークが付いていたので、念のため公開は控えさせていただく。

これの核心は賛辞でありというのは、
ビクトル・ハラへの賛辞を示すことができて幸せということなのだろうか。

うーむ。
言葉の細かいニュアンスまで理解したい。
しかし、そのために勉強するには時間が足りないのではないか。
どれだけ勉強すればたどり着けるのか?
そんなことを思った。

ビクトル・ハラについての番組は1時間半ほどで終わった。
スペイン語だったため、内容はほとんど分からなかったが、
40年以上前に亡くなった人物の番組をこれだけ長い時間大勢が観るということを知って、
トレアルバさんに、ビクトル・ハラの偉大さの一端を理解しましたというようなことを送ると、
ありがとう、Victorの仕事は計り知れません。と返ってきた。

いま、僕はビクトル・ハラについて改めて調べ直している。

そして、今回トレアルバ氏が使用していたチャランゴはチリの製作者が作ったものだったなと思い返した。

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20200925 今年の抱負(日記)

月並みですが、そろそろな年頃かと思いますので
健康に気をつけつつ、日々を充実させるべく生きていきたいですね。
いまが一番ベンチプレスを上げられるし、肺活量も過去最高なのですが、
健康にやや危機感もって生きてます。
そういう生き方も悪くない。たぶん。

前向きで新しい目標としては、以下の通りです。
・自分で納得できる録音を残したい。
・エレキギターを習得したい。
・サンポーニャでまともな音を出したい。

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20200923 チャランゴのマイクについて

オンラインコスキンで僕のチャランゴの音がいいと言われましたので、マイクについて書いておきたいと思います。

きっかけはハイメトーレスのこの演奏でした。

この音。何度も聴き返しました。
僕はいろいろなチャランゴの生音を聴いていてチャランゴの音色については割と知っているつもりですが、この音はハイメトーレスだから出せる、彼の使っているチャランゴだから出せる、というもの以外の部分があると思いました。
どこに違いがあるか?それはマイクなのだろうと思いました。
当時すでにいくつかマイクを所有していたのですが、このような音は出ません。
僕はスモールダイアフラムのNeumann KM184を好んで使っていましたが、全く異なる性格の音です。
映像を停止させつつ確認すると、マイクにNeumannと書いてあることが分かりました。
NeumannのラージダイアフラムはTLM103を持っていましたが、こんな音ではありません。
やはりグレードの高いマイクを使っているのだろうと思いました。

そこで我々は音の秘密を探るべく、アルゼンチンの奥地へ向かったのではなく、
僕は渋谷のパワーレックに連絡し、マイクをいくつか試させて貰いに行きました。
MacBookとUSBオーディオインターフェースをかばんに詰めて。

いや、実際にお店に行ったのはずいぶん後のことです。
良いマイクは高いということを知っていたので、自制していました。
ボーッと日常を過ごしていたところ、たまたまキャッシュレスのPayPayのキャンペーンで100%還元が当たり、高額なポイントをゲットしてしまったため、これでマイクを買うしかないと思いました。

サウンドアンドレコーディングという雑誌を定期購読していたので知っていたのですが、Neumannで有名なのはU87AIというマイクです。
ひとまずはそれと、他のメーカーのマイク含めいくつか試させてもらいました。
AKG C414 XLII、SONY C100、Neumann TLM107 、U87AIだったと思います。
Neumannは他にもラージダイアフラムのマイクを出していますが、スタンダードと言われるU87を試そうと。
持ち込んだチャランゴで録音し、ヘッドフォンで確認すると、明らかにU87AIが一番だと感じました。
家に帰ってモニタースピーカーで聴いても同じです。
ちょうど同じ頃、ケーナを吹く友人がお店でマイクテストしたサンプル録音を送ってくれ、ブラインドテストで僕が気に入ったのはU87AIでした。
条件が揃ったと思いました。これはU87AIを買うしかない。
これだけ音が気に入っているなら、Neumannの他のマイクが欲しくなることもないだろうと思いました。

チャランゴをNeumannのU87AIで録るとどんな音なのか。
今年の映像でも確認できますが、昨年のものの方が参考になると思います。
昨年のエアコスキンの録音を確認したところ、エフェクトなどまったくなし、ただ録っただけの音声でしたので参考に貼っておきます。
(マイクプリでローカットだけはしていたかもしれません)

いかがでしょうか?
楽器の個体ごとの相性があり、どんなチャランゴでもこのマイクに合うわけではないと思います。
お気をつけください。

みなさまもマイクを買う際は、渋谷のパワーレックに連絡して、メーカーからテスト用マイクを取り寄せてもらうと良いです。
そういえば6月に行った時には、コロナ対策のためマイクテストなどが停止中だったような気がします。いまはどうなのでしょうか。
もちろん、パワーレック以外でもテストさせてくれる所もあるようですので、探してみて頂けるとよろしいかと思います。

こんな高価なマイク買えないよ、参考にならない、とご立腹の方もいらっしゃるかと思います。すいませんでした。
安価なマイクでおすすめなのは、SHURE SM57です。
ライブ会場でもよく使われていますね。
ダイナミックマイクなのでコンデンサマイクよりも扱いが楽です。
僕もスタンドに常にセットしてあるマイクで、いい音が取れます。
エフェクトかけると、これで充分だったのではないか?と思うこともあります。

そして、他にもチャランゴに適したマイクあるよという方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント下さい。
リボンマイクが気になっていますが、どうなんでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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20200922 オンラインコスキンの自分たちの演奏をアップしました

El Paseoというグループの演奏でHuayno de Mayuです。

前回の記事で、出来にあまり納得していないのでアップしないというようなことを書きましたが、
メンバーの希望によりアップする流れになりました。
それで試しにミックスを修正していたら、コスキン用に提出したものよりいいと思えるものになりました。
コスキンで流れたものよりも少しだけ聴きやすくなっているのではないかと思います。
満足にはまだ遠いものの、ライブ版ということで。

ありがとうございました。

---
9/24追記 その後、作曲者でチャランゴ奏者のWilly Riosさんに捕捉され、facebookで紹介されました。

YouTubeの再生数より観られてますね。ミックス直しておいて良かったと思いました。
しかしあまり大勢に観られたくないような。矛盾してますけど、界隈でも無名でありたい。
ていうかやっぱり演奏に問題がありありで、出してよかったのかどうか考えますね。

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20200921 オンラインコスキンの日記的な

9月20日に開催されたオンラインコスキンを堪能しました。

画面の横に設置されたコメント欄にみんなでガヤガヤ書き込んでいくスタイルがかなり良かったですね。
オンラインという形態だけど、人の暖かみに触れられたような気がしました。
最初から最後まで12時間、ずっと繋げっぱなしで完走してしまいました。

優勝は下馬評通り、NARIKAWASY con TETSUROKUMPIでしたね。
これがフォルクローレだというのをたった一人でやってしまった。
(そもそも優勝なんてないですけどね)


夢に出たらうなされるかなと思いました。

こんな感じで、オンラインコスキンとは別に同じ曲目をYouTubeにアップされた方が多数いらっしゃいます。
他にも色々はっておきましょう。順番に意図はありません。


即興だそうです。勢いと圧がすごい。


お世話になったことがある方のソロ。かっこいい。


メタル午後六時。かっこよすぎ。テンション上がりまくりでした。


サカンバヤ。またの名を…。


2002年くらいの瀬木さんのライブで、佐山さんがピアノ弾いて、ドナートがチャランゴで入ってるのを観てから
ピアノとチャランゴいいよなぁと思っています。いいですよね。


出演グループの中でもかなり異色の作品。どこから影響受けたんだろう。
(アルゼンチン方面ですかね)
この動画とコスキン本番では映像が違って、演奏者の姿が見えました。紙コップ叩いてましたね。
学生のようですが、このまま進んでほしいなと思いました。
(9・24訂正 学生ではなかったですね。調査不足失礼しました)


意欲的に活動している学生を主体とするグループです。


名古屋方面のお友達です。また遊びましょう。


MAYAのククリーノです。


界隈で有名な一人バンドの方です。忍術っ!


プントナスカを雰囲気あるPV風で。笑った。でもSaul Callejasが観るととても喜ぶと思う。

オンラインコスキンは動画作成のハードルが高いのかなと思っていましたが、
iPhoneだけで撮ったと思われるものでも結構いけてるのもありましたね。
もちろん専用のマイクを使ったところはとてもいい音がしていました。
いま気が付きましたが、再生環境によってはそんなに差は感じなかったのかも?
(うちはわりといいスピーカを使っているので差は歴然にわかりました)

さて、自分の出た演奏ですが、公開は控えておきます。
ライブで観てもらえるレベルには仕上げられていたのかなとは思いますが、時間があればもうちょっとなんとかなったなーと思う部分が多くて。
自分の練習が足りておらず、残念無念です。
それでもリアルタイムにYouTubeで知っている人からのコメントを貰え、また出演後にSNSやLINEで声をかけてもらえて、ありがたかったです。

----9/22追記----
メンバーからの要望によりアップしました。

「ライブ版」ですので、細かいところはご容赦くださいませ。

----追記終わり----

ご参考にチャランゴ部分だけですが、使用機材です。
SONY α7iii + FE 35mm F1.8 (フルサイズ+単焦点で可能なダークな部屋でのローノイズな映像)
Neumann U87AI (やっぱりいい音)
RME FireFace UCX (安定)
GRACE DESIGN m101 (雑音なくストレート、だと思う)

編集の感想ですが、ケーナやサンポーニャの音をいじるのが楽しかったです。
ボンボは音をかなり加工したので、どうかと思ったけど、むしろ(一部で)好評だったようでよかったです。
チャランゴはそのままだと浮いた感じになる気がしたので結構エフェクトかけましたがどうだったか。(自分では好きです)
あと、いろいろタイミング補正しようかとずーっと悩んでいたけど、今も悩んでいます。

ご覧いただいたみなさま、関係者のみなさま、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

僕は次回のオンラインコスキンに向けて、今から準備をしていきます。
(次は100年後か?)

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20200920 オンラインコスキンに出演します

一応、告知。
9/20 17:30 ~ El Paseo という友人のグループに映像と音の編集とチャランゴ演奏で出演します。
(グループのメンバーではないので、ゲスト出演ということになります)

放送はこちら↓
cosquin online - YouTube

出演順はこちら↓
オンラインコスキン2020出演順番(タイムテーブル表) | 福島県川俣町で毎年開催される日本最大のフォルクローレの音楽祭|コスキン・エン・ハポン

今回のコスキンで僕が一番気になるグループは、15:30~のNARIKAWASYです。
DTMという言葉ができる前、20年くらい前のMTRの時代から多重録音をやっている方だと思います。
(9/28 追記 27年前、ダブルカセットレコーダーから始められたとのことです。)
全楽器が演奏でき、歌も歌え、近年ではダンスにも対応。
究極の一人バンドNARIKAWASYがこの形式でしか出演は叶わなかったであろう、オンラインコスキンに登場です。
いったいどういったモノがでてくるのか、とても楽しみです。
全パート一人で歌って演奏して、は想定できますが、さらに
ダンスも一人で多重撮影の合成だったら、流石にかなり引く、いやウケるだろうなと思います。笑
NARIKAWASYについてのページ

他にも個人的に気になるグループ多数。
今回はステージも含めグループ独自に設定できることが多いので、みなさまどんな仕掛けで来るかワクワクしますね。

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20200915 ベンチプレス100kg達成

本日、2012年以来、8年ぶりにベンチプレス100kgを挙げました。
ウォームアップとしてバーのみ(20kg)で15回、70kgで3回。
いよいよ100kgをセットし、心を平静に、しかしアドレナリンを出すべく意識してベンチに
寝転がり、バーをゆっくり下げ、一気に挙げたらあっけなく挙がりました。

2013年に腕を折る怪我をしてから、もうベンチプレスは無理だなと思っていましたが
やってみたら意外と大丈夫でした。
ベンチプレスは腕ではなく胸で挙げるからですね。

これで一区切り、少しだけペースを落とせます。
無理しないように、ストレスを感じないくらいでトレーニングしていきたいところです。

そういえばエヴァQが公開されたのが2012年。
新しいエヴァは今年中に公開されるのでしょうか。

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20200913 最近のトレーニングとツイッター

昨日、ベンチプレス 77.5kg 10回 3セットを挙上した。
これを上げられれば、一般的に100kg 1回が挙がる計算らしい。
確かに以前100kgを挙げた時にもそうだったので、いまやればおそらく挙がるのだと思う。

僕が最近どれくらいトレーニングをしているかというと以下のとおりだ。
・土曜日 朝外をジョギング20〜30分 夕方ジムで上半身
・日曜日 朝外ジョギング20〜30分 夕方ジムで下半身
・火曜日 夕方ジムで上半身 外を15分くらいジョギング
・水曜日 夕方ジムで下半身

上半身は、ベンチプレス、ペックフライ、プリーチャーカール、オーバーヘッドプレス、ミッドロウを。
下半身は、スクワット、デッドリフト、レッグエクステンション、シーテッドレッグカールを行っている。

おそらくこのメニューは体重を増やす人向けのものだと思うが、炭水化物と脂質の摂取を抑え、
ここ1ヶ月で体重が1kg、体脂肪率は3%ほど低下した。
体重を減らすのとは反対に、扱うウェイトの重さは増えている。
メニューと食事が矛盾しているところがおそらくメンタルに来ているのだと思う。
(Twitterの情報の流れに上手く適応できなくなった)
そろそろ食事を増やした方がいいのかもしれない。
いや逆にウェイトトレーニングを控えた方がいいのかもしれない。
悩ましいところだ。

Twitterをやめて2日が経とうとしている。

iPhoneでTwitterアプリを開こうにも、アプリはすでに削除されている。
アプリを再びダウンロードするのは簡単だが、アカウントも削除済みなのですぐには使えない。
アカウントの復活方法を調べるよりも、すでにダウンロードしてある村上春樹のエッセイを開いたほうが早い。
そしておそらく、Twitterのタイムラインを眺める代わりに、村上春樹のエッセイを読んだほうが心がスッキリするだろう。
(村上春樹のエッセイは面白いのである)

僕がTwitterによって満たされていたものはなんだろう。
こうやってこのブログにどうでもいいことを書くことで、文書を書くという欲求は満たされている。
また、このブログには「いいね」などというものは(たしか)存在しないから、他人からの謎の了承表明に酔うということが起こらない。

そして、Twitterは僕抜きでも回っていっている、という感覚がとてもいい。
Twitterにはある意味で依存していたと思う。
今までは僕がいなければTwitterはまわらないと思っていたというような誤った認識は持っていなかったはずだが、
心の奥ではそうとすら思っていたのではないかと今は疑っている。

トレーニングと食事をどうするかということは別にして、しばらく毒抜き期間が必要だ。

いずれTwitterの世界に戻るとは思うけれど。

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20200911 ツイッターアカウント消しました

一時的に、の予定ですがTwitterのアカウントを削除しました。
原因はたぶん食事制限だと思います。
人間ドックでちょっと悪い数値が出たので、このところ炭水化物と油を制限しています。
太っているというわけではなく、遺伝的な要因と思うのですが、血液があまり良くありません。
そういえば、2ヶ月ほど前だったか、視界に異変が現れたことがありましたが、
これが原因だったのかなと思います。

制限を開始するとまあ、狙い通り体脂肪率が減ってきて、それはたぶんいい感じではあるのですが、
SNSで流れてくる文字が駄目になりました。
単純に情報量が多すぎるし、その情報の中に感情が多すぎる、と感じました。
自分がいつもより過敏になっている気がします。
夜もあまり眠れない感じ。
仕事や家庭の中では今まで通りにやれていて、生活には支障はないのですが。

ある程度時間が経ったら、食事の制限も少しゆるくして、以前のように戻ると思いますが、
SNSとどう付き合っていくかが課題だとずっと思っていたので、ゆっくり考えるいい機会かもしれません。
あそこでしか得られない情報や人間関係もあるので、捨てがたいところですが、
普段ももう少し距離を置いたほうがいいような。

ということで、まとめると、食事制限をやめるまで、Twitterもやめます。
アカウントは30日間は復活できると書いてあったので、その期間以内に戻る予定。

お気遣いしていただいている皆様には感謝しています。
いつもありがとうございます。
急にアカウントなくなって、大丈夫か?などと心配された方がいらっしゃたらすいません。
ちょっとSNSに疲れただけということだと思います。

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