第4回チャランゴの集い

第4回チャランゴの集い <まとめ>

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2009年5月30日に開かれた「第4回チャランゴの集い」。
構成は以下の通りでした。
曲名をクリックすると、該当するYouTubeのページにジャンプします。
奏者名をクリックすると当ブログの記事にジャンプします。

また、以下のリンクによりこのブログの関連記事のみが見られます。
ぜひご自分のブログ等に貼って、広めてください。
http://siroianagura.cocolog-nifty.com/blog/cat35963219/index.html

「第4回チャランゴの集い」

(第1部)

1.栗原貴之(Takayuki Kurihara)
・Entre las sombras(影の狭間に;Ricardo Sandoval作曲)
・Puelche(突風;Freddy Torrealba作曲)

2.安岡 恒(Hisashi Yasuoka)
Cuando nace la amapola(ひなげしの花の咲くころ;William Ernesto Centellas作曲)
Orgullosa pocoateña~Pampa palomita(誇り高きポコアタ娘~パンパ・パロミータ;Los Pocoateños作曲~Teófilo Vargas作曲)

3.高藤光彬(Mitsuaki Takafuji)
雪のひとひら(TOYO草薙作曲)
タイムマシン(TOYO草薙作曲)

4.保坂幸恵(Yukie Hosaka)
Ojito de agua(オヒート・デ・アグア;Adrián Otárola作曲)
Primavera de los Andes(アンデスの春;Eddy Navia作曲)

5.菅野智文(Tomofumi Sugano)
通り雨(寺沢むつみ作曲)
Melodía para mi quirquincho(アルマジロに捧げるメロディー;Raymond Thevenot作曲)
(アンコール)
Copagira(Eddy Navia作曲)

6.荒川美樹子(Mikiko Arakawa)
月下の恋(TOYO草薙作曲)
ねがい星(TOYO草薙作曲)
・Ven a mí(こちらへおいで;William Ernesto Centellas作曲)


(第2部)

1.AMIGAS DEL CHARANGO(恵泉女学園大学、通称「チャラサー」、特別出演)
Naranjitay(オレンジ娘;ボリビア伝承曲)

2.鈴木龍(Liu Suzuki)
・月下の沙漠 さやけき光に 幕舎 慄え (Levante作曲)
(全長10分以上のため分けました。前半 後半)

3.福田大治(Daiji Fukuda、特別出演)
Inti yacu(太陽と水;Daniel Navarro作曲)
El diablo suelto(解き放たれた悪魔;Heraclio Fernández作曲)
Kaluyo del comandante(チェ・ゲバラに捧げるカルーヨ;福田大治作詞作曲)

4.松永鮎奈(Ayuna Matsunaga)
・El baile del quirquincho(アルマジロの踊り;Daniel González作曲)
・En espera(待つあいだ;桑原健一作曲)
Libertango(リベルタンゴ;Astor Piazzolla作曲、Saúl Callejas編曲)

5.安達満里子(Mariko Adachi)
Lejanía(遠くに想いをよせて;Ernesto Cavour作曲)
Recuerdos de Sucre(スクレの想い出;William Ernesto Centellas作曲)
Rocío(ロシオ;Alejandro Cámara作曲)
(アンコール)
Kurukuta
Ernesto Cavour作曲)

6.桑原健一(Kuwabara Kenichi、特別出演)
2台のチャランゴの為の実験曲(桑原健一作曲)
・Extraviado~Desfile de golosinas (迷い道~お菓子のパレード;桑原健一作曲)


以上です。

日本のチャランゴ愛好者にとって、とても意義のあるイベントでした。
来年以降もまた楽しみにしています。

当ブログは明日から通常の運用に戻ります。
たまに何かしらのレポートをしていきますので、今後もよろしくお願いします。

今回に限らず演奏者の方でYouTubeに載せたいという方はご相談くださいませ。
私の時間の許す限り撮影しに参ります。

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アンデスの春

第4回チャランゴの集いの動画の紹介も終盤です。
保坂幸恵さんの登場です。

オヒート デ アグア

アンデスの春

一音一音が研ぎ澄まされていて、はっとさせられます。
音のつなぎの細やかさにうなってしまいます。
久しぶりに聴きましたが、相変わらず魅力溢れる演奏でした。

保坂さんは僕と同年代です。
大学の頃からすばらしい演奏をされていて、当時からファンも多かったです。
僕ももちろんファンの1人でした。

そういえば、保坂さんが学生だったころの録音も持っていて、
久しぶりに聴いてみたのですが、驚きました。
僕が息を切らせて、ハァハァと言っているのです。
すぐに思い出したのですが、演奏を聴くために走って会場に向かったためでした。
いやはや。

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charango sixteen

第4回チャランゴの集い、最年少の16歳の登場です。

僕が16歳の頃はチャランゴに触った事がありませんでした。

巧みに操ります。

師匠はTOYO草薙さん。

若いっていいわね!(2回目)

若い奏者が珍しくなくなれば日本もきっと変わりますね。
今後の活動にも期待です。

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神戸の女流チャランゴ 遠くに思いを寄せて

神戸から来たという女性は、1曲目にカブールを弾いた。

lejania遠くに思いを寄せて

スクレの思い出

ロシオ

センテージャスとアレハンドロ・カマラを入れ、アンコールもカブールだった。

紅い目をした鳩

非常にまっすぐな演奏に対して、とくに僕が何も言うことはない。
みなさんはどう感じただろうか。

チャランゴの若い世代のレベルは(たぶん)上がり続けている。
ネットの普及で以前よりコピーは楽なはずで、今後も一定の水準を越える奏者は
山ほど出るであろう。それは良いことだ。
だが僕が危惧してしまうのは、
チャランゴ奏者はみんな、幸せになれるのだろうか?ということだ。
この話はまた今度にしよう。

追記;(6/13)
誤解されてるかもしれないけれど、ネットの~というのはこの後に続く世代の話。
ここまでの世代の上手い人の何人かは現地に行って、チャランゴを習得しています。
安達さんもそうです。ちなみに後半の話題と安達さんは関係ありません。
ちょっと遠くに思いを寄せてみました。

そういえば僕も現地で習ったことがありますが、すっかり忘れてしまいました。(汗)
5年経つのでそろそろ復習しないと忘れますね。。行ってる期間もごく短いものだったし。

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太陽と水 マエストロ登場

特別出演の福田大治さんです。

太陽と水

ディアブロスエルト

チェ・ゲバラに捧げるカルーヨ

うーん、マエストロ。
ボリビア生活が長く、多様な音楽活動をされています。
「チャランゴの集い」という企画を始めたのも福田さんでした。

もう、5、6年前になるでしょうか、東京らへんに住んでいた僕は
福田さんのライブによく行ったものでした。
そこで聴いたInti Yacuという曲がとても気に入ってコピーしたこともあります。
Inti Yacuは、名曲・名演ですね。

福田さんのホームページはこちら。
福田大治 WEB SITE

そういえば先日もLibertangoを弾く様子を紹介しましたが、
あちらはシラフでの演奏だったのでしょうか。
こちらの動画は、完全に酔っています。酔拳です。
酔っていても完全に弾けるというのも、すごいことだと思います。


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前髪を切りすぎた女の子

「昨日から緊張して、前髪を切りすぎてしまいました。」

そんな素敵なMCで場を和ませてくれた、恵泉女学園大学チャランゴサークルの方々。
フォルクローレサークルでなくて、「チャランゴ」サークルというのが素敵です。
結成して間もないそうですが、これからも続けて欲しいですね。
このメンバーの中からすごいソロ奏者が生まれるかもしれません。

こうしてチャランゴは若い世代にも引き継がれているのでした。
めでたし。

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願い星

続いては、荒川さんです。
僕はチャランゴ研究会に通っていた時期があり、
そこでだいぶお世話になりました。

2曲とも師匠TOYO草薙さんの作曲です。

落ち着いていて安定した演奏ですね!

付け爪をされていましたが、クリアな音が鳴っていいですよね。
僕もまた試してみようかなと思いました。
ただ、学生の時のように四六時中付けている訳にいきませんが。

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東北からのチャランゴ

続きましてこの方、菅野氏です。
当日の朝早くに青森県から東京まで駆けつけてくれました。

関東以外の演奏を僕はあまり聞いたことがなかったのですが、
しっかりした演奏ですね。

飛ばしますねー。

アンコールは、エディ・ナビアのコパヒーラでした。

今回のチャランゴの集いでは、北は青森、南は大阪(神戸)まで広い地域の
奏者が出ていました。
日本中でどれだけの奏者がいるのでしょうか?
色々な地域の演奏を聴いてみたいです。
出演に興味のある地方の奏者は、主催者の福田さんとか桑原くんとかへ
ご連絡ください。
と勝手に言ってみる。

ちなみに僕も地方の奏者ですが、練習が不足しているのでパスします。

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ギターラの弾いたチャランゴ

もりもり、伝わってくる演奏でした。

熱のこもった演奏。いいですね。

氏は、ギター奏者としてグループで活躍しているのですが、
チャランゴもいけるのでした。
チャランゴの集いの2番バッターでした。

 

余談ですが、このチャランゴの製作者は形から判断するに、
アルゼンチンのPablo Richterさんでしょうか。
僕も彼の作ったチャランゴを持っていますが、いいチャランゴですよね。

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月下の沙漠 さやけき光に 舎幕 慄え

YouTubeには収まり切らなかった。

長くて。

Liu Suzukiさんたちの演奏です。

前編と後編を合わせて1曲。
YouTubeの10分制限からはみ出してしまいました。

前衛的。
ベースが支配して進行していく流れがとても楽しげで
僕もこういうのをやってみたいと思いました。
よくわかんない楽器も混ざっていますね。何やら回しているようすです。
それを操っているのが女性なのがまたよくわかんなくていい感じ。

というわけで、チャランゴってこういう編成の中でも使えるのでした。
みなさんも色んなジャンルに取り入れてみてはいかがでしょうか?
広まれ!チャランゴの用途!

 

余談ですが、今回撮ったビデオで一番よく取れたなと思ったのがこれでした。
色も綺麗だし、音も低音が響いていい感じ。よかったです。

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